兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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反発後、もみ合い展開か
【オープニングコメント】
反発後、もみ合い展開か
 
7日の日経平均株価は反発後、もみ合いか。
日経平均株価の予想レンジは2万9600円−2万9800円。
米国株は下落。ダウ平均は96ドル安の33430ドルで取引を終えた。前日に史上最高値を更新した反動で売りが優勢。先に決算発表を控える中、様子見姿勢も強まった。S&P500やナスダックはプラス圏で推移する時間帯が長かったが、終盤に失速した。
 
日経平均株価はきのう6日、4日ぶりに反落し心理的なフシ目の3万円を割り込んだ。手がかり材料に乏しいなか、上値の重さを意識させられる展開だったが、同指数の5日移動平均線(6日時点で2万9641円)や、25日移動平均線(同2万9368円)が下支えとして意識されそう。引き続き、時間外取引での米株価指数先物の動きに左右される展開も想定される。
為替相場は、ドル・円が1ドル=109円台の後半(6日は110円30−31銭)とやや円高に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の前半(同130円37−41銭)と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、6日の大阪取引所清算値比20円安の2万9680円だった。
 
 
 
【好材料銘柄】
 
■SMN <6185>
前期経常を44%上方修正。
 
■放電精密加工研究所 <6469>
今期最終は黒字浮上で3期ぶり最高益、2期ぶり20円で復配へ。また、24年2月期に営業損益7.6億円の黒字(21年2月期は5.5億円の赤字)を目指す中期経営計画を策定。
 
■古野電気 <6814>
前期配当を20円増額修正。
 
■三谷産業 <8285>
前期経常を一転微増益に上方修正。
 
■アステリア <3853>
日本暗号資産市場と資本業務提携。ブロックチェーン技術を基盤としたステーブルコインやNFT(代替不可能な価値を示すトークン)の普及推進を図る。
 
■リプロセル <4978>
新型コロナウイルスの変異株を特定する新たなPCR検査を開始。
 
■アルインコ <5933>
前期経常を21%上方修正。
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
7(水)
【国内】
2月鉱工業生産(8:50)
2月住宅着工統計(14:00)
《決算発表》
ウエルシアHD、ディップ、ベル24HD、ハイデ日高、リソー教育、サーラ、日本BS放、サンデー、フェリシモ、GameWith
 
【海外】
米2月貿易収支(21:30)
米2月消費者信用残高(4/8 4:00)
FOMC議事録(3/16〜3/17開催分)
G20財務大臣・中央銀行総裁会議(オンライン)


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。