こう着感の強い相場展開か
【オープニングコメント】 こう着感の強い相場展開か |
日経平均株価の予想レンジは、2万3700円-2万3900円を想定する。
シカゴ日経平均先物にサヤ寄せする格好から、やや買い優勢の展開が意識される。
国内では、手掛かり材料のなか、18年3月期第3四半期(17年4-12月)の決算発表の本格化を前に、好業績が見込まれる銘柄などに物色の矛先が向かいそうだ。
ただし、米国で連邦予算の期限切れから、一部政府機関の閉鎖などが実施された。
経済への影響が警戒されるなか、暫定予算の行方を見極めたいとして、模様眺めムードが広がる可能性もある。
為替相場は、ドル・円が1ドル=110円台の半ばとやや円高に振れている。19日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、19日の大阪取引所終値比35円高の2万3835円だった。
シカゴ日経225先物3月限 (円建て)
23835 ( +35 )
シカゴ日経225先物3月限 (ドル建て)
23860 ( +60 )
( )は大阪取引所終値比
【好材料銘柄】
■北の達人コーポレーション <2930>
2月14日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。最低投資金額は現在の3分の1に低下する。
■ミライアル <4238>
今期経常を33%上方修正、配当も10円増額。
■NISSHA <7915>
前期経常を51%上方修正
■インタートレード <3747>
ハナビラタケとヒアルロン酸を含有したセロトニン産生促進を企図する組成物、および同組成物を有効成分として含有するアルツハイマー病予防・治療剤に関する特許を取得。
■日本鋳造 <5609>
今期経常を60%上方修正。
■新都ホールディングス <2776>
栃木県日光市の温泉旅館・ホテルを売却することに伴い、2.4億円の利益が発生する見込み。今期業績への影響は現在精査中。
■デュアルタップ <3469>
2月8日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。最低投資金額は現在の3分の1に低下する。
■トリケミカル研究所 <4369>
東証がトリケミカルを26日付で東証1部に市場変更する。
■コラボス <3908>
2月28日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。最低投資金額は現在の3分の1に低下する。また、株主優待制度を新設。毎年3月末時点で100株以上を保有する株主を対象に、一律3000円相当の高島屋法人事業部セレクトのグルメカタログギフトを贈呈する。
■ハイアス・アンド・カンパニー <6192>
2月28日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。最低投資金額は現在の3分の1に低下する。
【主な経済指標・スケジュール】
22(月)
日銀金融政策決定会合(〜1/23)
12月首都圏新規マンション発売(13:00)
第196回通常国会召集
《決算発表》
スーパーツール、植松商
【海外】
米12月シカゴ連銀活動指数(22:30)
《米決算発表》
ハリバートン、レスメド、ネットフリックス、ザイオンズ・バンコープ
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。