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日経ジャスダック平均は続落、7月6日以来の安値
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は続落、7月6日以来の安値
 
日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比14円53銭安い3745円27銭と、7月6日以来およそ1カ月ぶりの安値を付けた。
9日の米国株の値下がりや円高を映して日経平均が続落したことに連動して売りが先行したほか、週末のポジション調整売りも出て、ジャスダック平均は小幅ながら続落した。
また、マザーズ市場のメルカリ<4385>が前日比10%超下落したことも、個人投資家のマインドを冷え込ませた。
午後になり円高・ユーロ安などを背景に日経平均株価が下げ幅を拡大。新興企業株にも換金売りが出たという。
ジャスダック市場の売買代金は概算で490億円、売買高は7404万株だった。
値上がり銘柄数は201(スタンダード191、グロース10)、値下がり銘柄数は398(スタンダード375、グロース23)、変わらずは62(スタンダード57、グロース5)。
 
個別では、ヒップが一時ストップ安と急落した。アクシーズ、柿安本店、東北新社、ケア21、オールアバウトなど36銘柄は年初来安値を更新した。
新報国製鉄、ナビタス、昭和真空、ホロン、鈴茂器工は売られた。
 
一方、第1四半期営業利益が1.62億円となって業績進捗率が8割を超えたシンクレイヤ、第1四半期の損益が黒字に転換したビーイング、第1四半期が2ケタの増収増益となったエムティジェネックス、Eストアーがストップ高。共同ピーアール、エフティグループ、GMOペパボなど5銘柄は年初来高値を更新した。
山陽百貨店、ジャストプランニング、ミズホメディー、小田原エンジニアリング、高橋カーテンウォール工業は買われた。