軟調展開か
【オープニングコメント】 軟調展開か |
日経平均株価の予想レンジは、2万6600円−2万7000円を想定。(22日終値2万7153円83銭)
米国株は22日、23日と連日で下落。ダウ平均は22日に107ドル安、23日に486ドル安となり、23日は29590ドルで取引を終えた。
前週末23日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、22日の大阪取引所清算値比615円安の2万6415円。また、23日に初めて行われた株価指数先物の祝日取引の最終値は同610円安の2万6420円だった。
朝方は、シカゴ清算値や大阪の最終値にサヤ寄せする動きが先行するとみられる。売り一巡後は、手がかり材料に乏しいなか、もみ合い商状となりそう。
前週22日に政府・日銀がドル売り・円買いの介入を行った為替市場では、ドル・円が1ドル=143円台の前半(22日は145円77−78銭)、ユーロ・円が1ユーロ=138円台の後半(同143円50−54銭)と円高方向に振れている。
【好材料銘柄】
■ユークス <4334>
自己株式の取得枠を拡大。株数ベースの上限を70万株(従来は50万株)、金額ベースの上限を5億円(同3億円)にそれぞれ変更する。
■NFKホールディングス <6494>
子会社日本ファーネスが国内大手自動車メーカーからアルミ部品熱処理炉の大型案件を受注。受注金額は2.7億円、納期は23年6月。今期業績予想には織り込み済み。
■ベイカレント・コンサルティング <6532>
10月31日現在の株主を対象に1→10の株式分割を実施する。
■アクセル <6730>
今期経常を一転36%増益に上方修正、配当も23円増額。
■第一商品 <8746>
金の価格と連動する暗号資産を発行する海外子会社を設立する。
■スパイダープラス <4192>
基本特許技術「BIM・建築図面連携」を業界で初めて取得。BIMを活用した新たな施工管理手法。
■アクリート <4395>
発行済み株式数(自社株を除く)の5.54%にあたる32万6500株(金額で9億4978万8500円)を上限に、9月22日朝の東証の自己株式立会外買付取引「ToSTNeT-3」で自社株買いを実施する。
■ファーストロジック <6037>
今期経常は4%増で2期連続最高益、2円増配へ。
【主な経済指標・スケジュール】
26(月)【国内】
《決算発表》
あさひ、大光
【海外】
米2年国債入札
※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。