米国債利回りの動きにドルも追随して揉み合い
【為替】米国債利回りの動きにドルも追随して揉み合い
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週明け11日(月)は米国で主要な経済指標の発表が無く、ドルは米国債利回りの低下と共に売られて、NY市場序盤に当日安値113.230円まで値下がりした。
しかしFOMCを前に売り込まれる事は無く、NY株式市場の上昇などに下げ止まりから値を戻し、中盤に発表された10年国債入札の不調な結果に国債利回りが上昇するとドルも買い戻された。
そして終盤に再び113円台半ばを超えて引け近くに欧米市場高値となる113.590円まで上昇して、最後は前週末比+4.5銭高の113.550円と小幅高で引けた。
ドル高に連れて他の主要通貨も買われたが、英国のEU離脱交渉におけるアイルランドの国境問題やメイ英首相の去就をめぐる不透明感にポンドだけは-47銭と値下がりして引けた。FOMC(13日)までドルは様子見姿勢の小動きではないか。
[提供:カネツFX証券株式会社]