マザーズ指数は反落、手じまいモード
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反落、手じまいモード |
東証マザーズ指数は前日比30.78ポイント安の1334.71ポイントと大幅に反落し、活発に動いていた個人投資家も手じまいモードにあった。
前日に14年ぶりの高値を付けていたこともあり短期的な達成感や高値警戒感が広がった。足元の上昇をけん引してきた値がさ株に売りが出た。BASEやメルカリ、アンジェスなどが下落した。
企業の資金繰りに関する情報も目立ち、新型コロナウイルス感染拡大に伴う経済停滞の悪影響も顕在化していた。ただ、個別材料や政策の追い風期待を手掛かりとした循環物色は続き、大きく値を飛ばす銘柄も少なくなかった。
売買代金は概算で2850.08億円。騰落数は、値上がり48銘柄、値下がり274銘柄、変わらず7銘柄となった。
個別では、エディアが一時ストップ安と急落した。タスキ、日本スキー場開発、アイペットホールディングスは年初来安値を更新。トゥエンティーフォーセブン、インターファクトリー、アンジェス、UUUM、リックソフトが売られた。
一方、農業総合研究所、GMO TECHがストップ高。GA technologies、GMOフィナンシャルゲートは一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、ユナイテッド、イルグルム、JIG−SAW、ラクスなど22銘柄は年初来高値を更新。識学、ウィルズ、ソーシャルワイヤー、レアジョブ、地盤ネットホールディングスが買われた。