兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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「悩殺」
「悩殺」
トルコの名目GDPは約100兆円。
世界では17位。
オランダ(90兆円)やサウジ(70兆円)よりは大きい。
インドネシア(110兆円)やメキシコ(120兆円)よりは小さい。
ブラジル(220兆円)の半分。
日本の5分の1の規模だ。
トランプ大統領に嫌われた、欧州の銀行が貸しこんでいる。
など様々な憶測は漂う。
しかし抑えておくべきは国家の規模ということは変わりない。
改めて見てみればトルコリラはこの1年で約半値。
5年で3分の1。
この10年で5分の1。
日経平均の真逆だ。
罫線見た専門家の「今が買い場、リバウンド期待」なんて言葉は通用しなかったようだ。


オフィス街は人影マバラ。
ディズニーに行くアジア人ばかりが目立つ週初。
高速道路は毎日渋滞。
通勤電車は毎日ガラガラ。
それでも市場は動いているからすごい。

7月末に届いた「悪魔のささやきメール」
↓
「60歳からの株」企画の執筆進捗いかがでしょうか。
内容すり合わせのためそろそろ一度拝見できるとありがたいです。
8月末のラインナップ会議に3章分くらい提出する必要があります。
もし、まだこれからでしたらいよいよ本腰入れる頃合いかもしれません!
暑い中、ですが、どうぞよろしくお願いいたします。

ココからこれに悩殺となるのだろう。
締切が来ないとやる気にならないのはかつての夏休みの宿題と一緒だ。

大和のレポートは「日経平均のチャートパターンからも、短期的には株価下ブレの可能性が残っている」。

2016年の安値以降の上昇トレンドの3つの局面。
(1)「ピッチの速い上昇局面」:日経平均が25日移動平均線を上回り続けるような一方的な上昇相場とな

る。
(2)「上値が重い保ち合い局面」:日経平均が25日移動平均を下回った後は65日(13週)移動平均を

下値メドとした保ち合い推移となる。
(3)「最後の調整局面」日経平均は保ち合いを下放れ200日移動平均を付近を目指して駄目押しの調整。
現在は概ね「上値が重い保ち合い局面」=(2)にあると考えられる。
既に7月初めにかけて日経平均が200日移動平均を一時下回る下落場面が見られた。
だが保ち合い局面での日柄の短さや、RSI(25日)等のテクニカル指標の調整未了感が指摘される。
目先では再度の株価の一段安に注意が必要となろう。
外部環境面でも、米・中双方の追加関税の実施や更なる制裁関税に向けた米公聴会を控え、目先は不透明感が

残りやすい。
しかし、その調整場面は、今秋や年末に向けての上昇相場の起点になると考えられる。