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日経ジャスダック平均は反落、資金流出を警戒
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は反落、資金流出を警戒
 

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比21円48銭(0.58%)安の3664円02銭と、19日に付けた昨年来安値を更新して2020年12月以来の安値を付けた。米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め観測を背景に新興市場からの資金流出を警戒した売りが優勢だった。前日の米半導体関連株安を受けたフェローテクの下落が目立った。
東映アニメ、田中化研が下落した。一方、出前館、ワークマンは上げた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で512億円、売買高は5697万株だった。
値上がり銘柄数は188、値下がり銘柄数は392となった。
 
個別では、ホーブ、イナリサーチ、セリア、ジェーソン、テクノアルファなど47銘柄が昨年来安値を更新。太洋物産、MITホールディングス、シライ電子工業、北川精機、シーズメンが売られた。
 
一方、アピリッツ、ゼネテックがストップ高。アミタホールディングス、朝日ラバーは一時ストップ高と値を飛ばした。和弘食品は昨年来高値を更新。イメージ ワン、細谷火工、グローム・ホールディングス、アジアゲートホールディングス、SEホールディングス・アンド・インキュベーションズが買われた。