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日経ジャスダック平均は続伸、材料株を中心に買い
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は続伸、材料株を中心に買い
 

日経ジャスダック平均株価は続伸した。終値は前日比16円19銭高い3535円81銭
ジャスダック平均は反落してスタートした。寄り付き後も弱含みで推移していたものの、時価総額上位のワークマンやセリアが値を戻したことが相場を押し上げジャスダック平均はプラスに転じた。その後、後場に入り東証1部市場が強含みすると個人投資家の投資心理が改善して上げ幅を拡大し、本日の高値付近で取引を終了した。
東証1部の主力株が上昇したことで個人投資家の心理が上向き、材料株を中心に買いが入った。Gotoトラベルの東京発着も対象との報道で宿泊関連銘柄が値上がり上位に顔を出している。
市場関係者は「足元は全体的な方向性に乏しく、個人投資家は日々の材料を受けた短期売買に徹している」と指摘した。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で627億円、売買高は1億3711万株。値上がり銘柄数は377、値下がり銘柄数は198となった。
 
個別ではアズ企画設計がストップ高。光・彩は一時ストップ高と値を飛ばした。マサル、ニックス、日本エス・エイチ・エル、東映アニメーション、綜研化学など8銘柄は年初来高値を更新。エブレン、プロルート丸光、アサカ理研、プリントネット、Speeeが買われた。
 
一方、トミタが年初来安値を更新。ミナトホールディングス、サンオータス、fonfun、北川精機、アルファクス・フード・システムが売られた。