兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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軟調展開か。
【オープニングコメント】
軟調展開か。
18日の東京株式市場は、軟調展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万2900円−2万3150円。
17日のNYダウ、ナスダックともに下落し、中国上海総合指数も下げて、16年1月の安値を割り込んでいる。
日本時間の17日午前7時半すぎ、米トランプ政権は、中国からの輸入品2000億ドル(約22兆円)に対し第3弾の制裁関税を24日に発動すると発表したことが伝わった。これへの警戒から上値の重い展開が想定される。
米中の貿易摩擦の激化を警戒し、利益確定売りが先行するとみられる。日経平均株価が2万3000円台を維持できるか否かがポイントになりそう。
今晩の米国株の反応を確認するまでは積極的な買いは入りづらいだろう。下げて始まった後は、中国株や米株先物の動向に神経質となる地合いが続くだろう。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=111円台の後半(前週末14日終値111円82−84銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=130円台の後半(同131円04−08銭)とやや円高に振れている。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、14日の大阪取引所終値比45円高の2万3015円だった。
 
 
【好材料銘柄】
■UKCホールディングス <3156>
上期経常を39%上方修正、配当も25円増額。
バイテックホールディングス <9957> と来年4月1日付で経営統合する。
同社がバイテックHを吸収合併する形で、バイテックH株式1株に対して同社株式1株を割り当てる。バイテックHは来年3月27日に上場廃止となる予定。
 
■ジャストシステム <4686>
4-6月期(1Q)経常は48%増益で着地。
 
■オハラ <5218>
今期経常を31%上方修正。
 
■国際紙パルプ商事 <9274>
バイオマス発電所運転支援システムの開発を開始。また、福岡市博多区に保有する土地の売却に伴い、19年3月期第2四半期に売却益約15億円を特別利益に計上する。
 
■アイスタディ <2345>
9月30日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。
最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■UUUM <3990>
9月30日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。
最低投資金額は現在の3分の1に低下する。また、インスタグラム特化型インフルエンサーマーケティングを展開するレモネードを吸収合併する。
 
【主な経済指標・スケジュール】
【国内】
18(月)
日銀金融政策決定会合(〜9/19)
《決算発表》
ツルハHD、アークランド
 
【海外】
米9月NAHB住宅市場指数(23:00)
米7月対米証券投資(9/19 5:00)
国連総会開幕
《米決算発表》
ゼネラルミルズ、オートゾーン
 

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。