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日経平均株価は前場終値比で一段高
【市況】東京株式(後場寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で一段高
【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比404円67銭高の2万3825円21銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、31.30ポイント高の1791.18で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに上伸している。米中貿易摩擦の激化懸念の和らぎを背景にした海外株高や外国為替市場での円安・ドル高が、投資意欲を刺激している。
 
外国為替市場では、1ドル=112円40銭近辺の推移。アジアの主要株式市場は総じて高い。
 
中国・上海総合指数が続伸しており、外部環境の好転を背景に日経平均も堅調推移となっている。
ただ、12日終値から本日の前場高値までの上昇幅は1200円に上り、急ピッチの上昇に対する過熱警戒感も意識されてくるタイミングだろう。
20日に自民党総裁選の投開票を控え、政策期待の高まりを株高の要因に挙げる向きもあるが、ここまでの日経平均の上昇を見ると早々と織り込んだ印象もある。
 
個別では、任天堂、ソフトバンクG、ヤフーが高く、ソニー、東エレク、キーエンスはしっかり。トヨタが値を上げ、日産自も底堅い。三菱UFJ、三井住友、第一生命、東京海上、コマツが買われ、東海カは強含みとなっている。
 
半面、ファーストリテが安く、武田、エーザイ、花王は売り物がち。JALが下落し、関西電はさえない。
 
ランチバスケットは40件、396.41億円、20億買い越し。