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マザーズ指数は続伸、旺盛な買い意欲
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は続伸、旺盛な買い意欲

東証マザーズ指数は、個人投資家を中心にした旺盛な買い意欲を受けて、前日比46.12ポイント高の1283.85ポイントと続伸した。2020年10月21日以来およそ3カ月ぶりの高値を付けた。
米大統領就任式を無難に通過したことで、買い安心感が広がった。東京株式市場全般が堅調な推移となる中、マザーズでは主力のBASEが大幅高となって指数を押し上げた。
マクアケはチャート分析で株価が一段と上昇するとみた投資家から買いが入った。バルミューダやプレイドなど直近の新規株式公開(IPO)銘柄への買いも目立った。
 
東証1部の大型株の上値の重さが目立った一方で、成長期待が高いマザーズ銘柄は上伸。売買代金も増加傾向にあるため、市場関係者からは「市場心理は良好」との声が上がっていた。
値上がり銘柄数は281、値下がり銘柄数は50となった。
 
個別では、Fast Fitness Japanがストップ高。識学は一時ストップ高と値を飛ばした。トランスジェニック、オークファン、JIG−SAW、プレイド、JTOWERなど10銘柄は昨年来高値を更新。和心、BASE、マクアケ、メドレックス、フレアスが買われた。
 
一方、トゥエンティーフォーセブン、エヌ・ピー・シー、グッドスピード、カイオム・バイオサイエンス、フィードフォースが売られた。