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米長期金利低下を受けてドル円はやや軟化
【為替】米長期金利低下を受けてドル円はやや軟化
[概況]


 
【NY外為ドル円概況】
 
20日のNY為替市場は、黒田総裁が「エネルギー価格によるCPI上昇で、2%を安定的に達したとは言えない」とし、YCCを軸に緩和を続ける計画を再表明したため、円売りが先行し、一時128.25円まで上昇。しかし、米10年債利回りが2.77%台まで低下したことが相場の重しとなり、127.59円まで反落後、買い戻しが入って127円台後半で取引を終了しました。
 
【東京外為ドル円概況】
 
23日の東京外国為替市場でドル円は、東京早朝にダウ先物が上昇してスタートしたことを手がかりに一時128.07円まで買われる場面もありましたが、米長期金利低下を受けてドルが売られた前週末の流れを引き継ぎ、一時127.45円まで下落しました。日米株価指数の堅調な動きが支えとなる一方で、リスクオンのドル売りも見られ、軟調な推移となっています。(カネツ商事提供)


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