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マザーズ指数は反発、14年2カ月ぶりの高水準
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反発、14年2カ月ぶりの高水準

東証マザーズ指数は前日比18.41ポイント高の1365.49ポイントと反発した。
2006年8月以来およそ14年2カ月ぶりの高水準で取引を終えた。
信用取引を利用する個人投資家の短期売買が活発化し、過熱感が一段と強まった。
直近の国内でのクラウド導入の申込数がコロナ前の2倍と日本経済新聞が報じたことで、時価総額上位のフリーなどクラウド関連が上昇した。
市場では「菅政権の方針であるデジタル化推進の追い風を受ける銘柄が指数を押し上げているようだ」との声があった。BASEやSansan、GMO-FGが上昇した。メルカリやアンジェス、マネフォが下落した。
値上がり銘柄数は145、値下がり銘柄数は179となった。
 
個別ではGMOフィナンシャルゲート、ユナイトアンドグロウがストップ高。リーガル不動産は一時ストップ高と値を飛ばした。ケアネット、アドウェイズ、ユナイテッド、イルグルム、JIG−SAWなど26銘柄は年初来高値を更新。プロパティデータバンク、ウィルズ、セルソース、コパ・コーポレーション、エヌ・ピー・シーが買われた。
 
一方、タスキ、日本スキー場開発が年初来安値を更新。チームスピリット、フルッタフルッタ、シリコンスタジオ、イオレ、アンジェスが売られた。