兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

いつのも火曜日という印象
「いつのも火曜日という印象」
週末のNY株式は小動き。
NYダウとS&P500は反落したがNASDAQは9日続伸。
終値ベースの過去最高値を6日連続で更新した。
注目された雇用統計。
米非農業部門雇用者数は3.3万人減で着地した(市場予想は9万人増)。
雇用がマイナスになったのは2010年9月以来、7年ぶりだがハリケーンの影響の結果であり影響は意外と限定的。
「向こう数カ月間は復興・清掃活動で雇用の伸びが拡大する」という声も聞こえる。
失業率は4.2%(予想4.4%)と2001年2月以来の低水準まで改善。
時間当たり平均賃金は前月比プラス0.5%(予想:プラス0.3%)。
年間で2.9%増と、16年12月以来の大幅なプラスとなった。
12月の利上げ確率は90%まで上昇。
来年の利上げ回数も3回となってきた。
為替市場が気にしたのは雇用統計よりも北朝鮮の地政学的リスク。
北朝鮮を訪問したロシア下院議員のコメント。
「北朝鮮は長距離ミサイル発射実験を計画しており、同国は米国の西海岸が射程距離に入る」を材料視したとの解釈。
週間ベースでNYダウは1.6%高で4週続伸(累計4.5%上昇)。
NASDAQは1.5%高、2週続伸(同2.5%上昇。
S&P500は1.2%高、4週続伸(累計3.6%上昇)。
週明けのNY株式市場でNYダウは小幅続落。
「コロンバス・デーの祝日で市場参加者が少なく、積極的な取引は手控えられた」との解釈。
GEの下落が響き1銘柄でNYダウを約7ドル押し下げた格好。
NASDAQは10日ぶりに反落。
こちらは主力のアルファベット(グーグル)やアムジェンなどバイオ関連株の下落が響いた。
VIX(恐怖)指数は10.33まで上昇した。
 
週末金曜までは小幅とはいいながら日経平均が5日続伸(累計334円上昇)。
リズムは少し変わったのかも知れない。
日経平均株価は1.6%高で陽線、4続伸(累計7.3%上昇)。
TOPIXは0.7%高、4週続伸(累計5.9%上昇)。
東証マザーズ指数は1.1%安、4週ぶりの反落。
「接近する13週線と26週線に上値を抑えられた」との見方。
日経ジャスダック平均は0.4%高、4週続伸(累計6.9%上昇)。
東証2部指数は1.0%高、2週続伸(累計3.4%上昇)。
今週は4日立ち会い。
衆院選よりも北朝鮮リスクへの解釈次第の動きだろう。
「月末の企業決算に意識が向かい、業績期待を支えに下げづらい地合い」という楽観論も聞こえる。
空売り比率は36.6%まで低下。
東証1部の単純平均株価が2754.77円と権利落ちを埋められないのが気にかかる。
しかし外国人投資家は10週間ぶりの買い越し。
加えて4月14日安値の空売り期日も上昇期待材料だ。
日曜日経では「主要国10年ぶりそろって成長」の見出し。
OECDの予測からの記事だ。
「欧州経済が持ち直し、ブラジルやロシアなどの新興国も不振から脱した。
リーマン・ショック後の世界的な金融緩和が景気を支え、けん引役の米国と中国は内外需とも底堅い。
生産性の低下で世界の成長率は3%台と力強さを欠くが、設備投資や貿易の伸びに期待がかかる」。
これが相場の底流だ。
週明けのシカゴ225先物終値は大証日中比20円安の20690円。
週末の大証夜間取引終値20650円は40円ほど上がっての戻り。
9月3連休明けは窓を空けての上昇だったがその気配はない。
 
◇━━━ カタリスト ━━━◇
 
ウイルプラス(3538)・・・動兆
 
ウイルプラスに注目する。
同社は輸入車販売でジープやフィアット、BMW、ボルボが中核。
M&Aに積極的。
保険や整備等の固定収入が増加基調。
欧州のEV化の流れは追い風。
戌年銘柄。


(兜町カタリスト櫻井)