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日経ジャスダック平均は6日ぶり反落、利益確定売り
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は6日ぶり反落、利益確定売り
 

日経ジャスダック平均株価は反落した。終値は前日比3円89銭安い3575円50銭だった。
朝安の後に切り返す場面もあったが、再び押し戻された。ジャスダック平均も新型コロナウイルス感染拡大を受けた急落後の戻り高値を上回っていたため、利益確定売りが出やすい状況だった。前日の米ハイテク株安を受け、IT関連の値がさ株や直近IPO銘柄が売られた。半面、小型株では政府の「デジタル庁」創設への思惑から関連銘柄を物色する動きもでていた。
 
下落した銘柄にはすかさず押し目買いが入るなど、個人投資家の活発な売買は継続している。市場関係者からは、「物色意欲に衰えは見られない」と、強気の声が上がっていた。
 
ジャスダック市場の売買代金は概算で501億円、売買高は2億2415万株だった。値上がり銘柄数は235、値下がり銘柄数は365となった。
 
個別ではNutsが年初来安値を更新。ネクスグループ、テラ、不二硝子、ANAP、メディアリンクスが売られた。
 
一方、No.1、エムケイシステムがストップ高。アスコット、ファンドクリエーショングループは一時ストップ高と値を飛ばした。三洋堂ホールディングス、歯愛メディカル、ブロードバンドタワー、ULSグループ、システム ディなど10銘柄は年初来高値を更新。カンセキ、テックファームホールディングス、グッドライフカンパニー、秋川牧園、スーパーバリューが買われた。