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日経ジャスダック平均は4日続落、業績の先行き警戒感
【市況】ジャスダック市場(前引け)=日経ジャスダック平均は4日続落、業績の先行き警戒感

日経ジャスダック平均株価は続落し、午前の終値は同26円45銭安の3754円63銭だった。
新型肺炎の感染拡大が中国で続くほか、国内でも警戒感が強まっており、全体相場は前週末に続き下値を試す展開となった。14日取引終了後の2019年12月期決算発表で従来予想を下回って着地したアエリアなど大きく売られる銘柄が目立った。新型肺炎の感染拡大による業績の先行き警戒感も指数を押し下げた。
一方、新型肺炎の感染拡大で製品需要が増加するとの思惑から重松製や興研、中京医薬は上昇した。
ジャスダック市場の売買代金は概算で390億円、売買高は5840万株。
値上がり銘柄数は145、値下がり銘柄数は484となった。
 
個別では、イメージ ワンがストップ安。Mipox、極東産機は一時ストップ安と急落した。地域新聞社、フォーサイド、極楽湯ホールディングス、スーパーバリュー、ANAPなど26銘柄は昨年来安値を更新。京写、レカム、ジェイ・エスコムホールディングス、イマジニア、ソフィアホールディングスが売られた。
 
一方、中京医薬品がストップ高。日本電技、守谷商会、オールアバウト、ジェーシー・コムサ、オーシャンシステムなど7銘柄は昨年来高値を更新。重松製作所、コスモ・バイオ、興研、チエル、免疫生物研究所が買われた。