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マザーズ指数は3日続落、売りに押される展開
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は3日続落、売りに押される展開

東証マザーズ指数は前日比7.84ポイント安の885.27ポイントと3日続落。
米中貿易協議が進展するとの期待が膨らみ、輸出関連株が上昇。輸出企業の比率が低いマザーズは売りに押される銘柄が多かった。直近IPO銘柄や個別に材料のあった銘柄には盛んな物色がみられたが、時価総額上位銘柄群が引き続き重しとなる形で続落となった。
トランプ米大統領が「中国との大規模な取引成立に非常に近づいている」とツイッターに投稿し、米中協議が進展するとの期待が高まった。「大型株に個人の資金が吸い寄せられた」形で、新興企業市場は上値が重かった。
 
売買代金は概算で1188.42億円。騰落数は、値上がり93銘柄、値下がり202銘柄、変わらず9銘柄となった。
 
個別では、イグニス、はてな、リビン・テクノロジーズ、メドレー、オンコセラピー・サイエンスなど10銘柄が年初来安値を更新。VALUENEX、ソレイジア・ファーマ、ツクルバ、アクトコール、ハウテレビジョンが売られた。
 
一方、シャノン、フロンティアインターナショナルがストップ高。プロパティデータバンクは一時ストップ高と値を飛ばした。ジーエヌアイグループ、アマナ、マクアケ、ホープ、大泉製作所など7銘柄は年初来高値を更新。Lib Work、Jストリーム、エヌ・ピー・シー、プラッツ、ジェネレーションパスが買われた。