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【今週の為替市場】ジャクソンホール会議や、米FOMC議事録などに注目か。
【為替】【今週の為替市場】ジャクソンホール会議や、米FOMC議事録などに注目か。
[概況]
 
今週は22日から24日までワイオミング州のジャクソンホールで開催される経済シンポジウムに注目が集まりそうだ。今年のテーマは「金融政策への課題」となっている。
なかでも23日に予定されているパウエル米連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演は、今後米ドル円の動向を予測するうえで手掛かりとなる可能性が高そうだ。
米中貿易摩擦の激化に加え、米10年国債と米2年国債の金利が逆転する逆イールドカーブが発生したことなどにより、米景気後退の懸念などが広がる。
 
これらを踏まえ、今後の米金融政策の見通しなどについて、同議長の発言には注視したい。
その他、21日に公表される米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録(7月30-31日開催分)の内容でも、9月に開催されるFOMCをはじめ、今後の米金融政策の動向を探るうえで必要だろう。


[提供:カネツFX証券株式会社]