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【今週の展望】今週は日米金融政策が開催
【為替】【今週の展望】今週は日米金融政策が開催
[概況]

 
今週の外国為替市場において、日米の金融政策会合が注目となりそうか。まず15日と16日開催の米連邦公開市場委員会(FOMC)では大方、金融政策の据え置きが予想されている。量的緩和の縮小(テーパリング)を巡る議論の開始について、言及がなされるかが焦点となりそうだ。
 
また、政策金利の見通し(ドットチャート)では前回、中央値が2023年末まで金利据え置きが予想となっていたが、今会合で変化が現れるか注目したい。そのあと、17日からは日銀金融政策決定会合となるが、こちらは特段、大きな変更点は無いとの見方が多く、為替市場への影響は限定的と予想する。
 
また、先週末の米ドル円の値動きにおいて、米長期金利がひとまず下げ止まったことで米ドル円は109円台後半付近まで上昇している。引き続き米長期金利の動向にも注視したい。
 


[提供:AIゴールド証券株式会社]