週末要因もあり、小動きの展開か
週末要因もあり、小動きの展開か |
今日の後場の日経平均はドル円に連動性が薄れ、前場の下値を切り下げたドル円を横目に、株価は底堅い展開となった。
個別材料株に短期資金がシフトする動きがみられたことで、マザーズ先物に対する買い戻しの動きにつながった。
マザーズ指数は3日続伸。一目均衡表の抵抗帯(雲)をわずかながら上抜けて終えた。
マザーズ市場でバイオ株を除く時価総額のトップ3はいずれもチャート上で分岐を示す「十字足」に近いかたちで終えており、明日のマザーズ市場全体の動きも注目だろう。
16日の東京株式市場は、手掛かり材料に乏しいなか週末要因もあり、小動きの展開となりそう。内需系の中小型株への物色が中心になりそうだ。
■上値・下値テクニカル・ポイント(15日現在)
22604.03 均衡表雲上限(日足)
22553.92 13週移動平均線
22533.30 均衡表転換線(週足)
22521.18 均衡表雲下限(日足)
22389.86 新値三本足陽転値
22385.22 ボリンジャー:+2σ(25日)
22212.20 26週移動平均線
22125.67 均衡表基準線(週足)
22032.07 ボリンジャー:+1σ(25日)
21803.95 ★日経平均株価15日終値
21719.66 均衡表基準線(日足)
21701.77 6日移動平均線
21678.92 25日移動平均線
21589.02 ボリンジャー:-1σ(13週)
21454.21 均衡表転換線(日足)
21325.77 ボリンジャー:-1σ(25日)
21260.67 200日移動平均線
21210.31 ボリンジャー:-1σ(26週)
20972.62 ボリンジャー:-2σ(25日)
20624.12 ボリンジャー:-2σ(13週)
20619.47 ボリンジャー:-3σ(25日)
20208.43 ボリンジャー:-2σ(26週)
終値では25日線を回復している。一目均衡表では転換線が支持線として意識される格好からの切り返しにより、基準線を突破してきている。
ボリンジャーバンドでは中心値(25日)を下回る場面もみられたが、一先ず+1σとのレンジはキープ。バンドは今後、横ばいから上向きに転じてくることから、リバウンド機運が高まってこよう。パラボリックのSAR値は2万2000円処に位置しており、陽転シグナルのハードルは引き続き下がっている。引き続き、最低条件である25日線を固めつつ、反転を待ちたいところである。
■東証主体別売買動向・3月第1週、外国人は3754億円と9週連続売り越し
東京証券取引所が15日発表した3月第1週(3月5〜9日)の投資部門別売買動向(東京・名古屋2市場、1、2部など)は、海外投資家が3754億4538万円と9週連続の売り越しとなった。
前週は3484億1028万円の売り越しだった。個人投資家は713億7604万円と7週連続で買い越した。事業法人は632億4778万円と9週連続の買い越し。
信託銀は414億2641万円と2週ぶりに買い越した。
【株式分割】
MKシステム <3910> [JQ]
3月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。