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伸び悩み、円高基調が上値圧迫
【市況】東京株式(後場寄り付き)=伸び悩み、円高基調が上値圧迫
【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比252円55銭高の2万1406円72銭で始まった。東証株価指数(TOPIX)は、16.03ポイント高の1718.75で始まった。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに伸び悩んでいる。米株高が下支えになり反発しているが、外国為替市場での円相場の上昇が上値を圧迫している。
外国為替市場では、1ドル=106円60銭近辺での推移。アジアの主要株式市場は、総じて高い。
 
個別では、任天堂が高く、東エレク、ソニー、SUMCO、ファナック、三菱UFJ、三井住友が値を上げ、東京海上、野村は底堅い。ファーストリテが、昭和電工は上伸している。
ソフトバンクG、トヨタ、日産自といった自動車株も総じて上値の重さが目立つ。
半面、すかいらーくが急落し、東海力、信越化が安い。
 
5日線が上値抵抗として意識されており、その後は同線を挟んだこう着となっている。また、円相場が1ドル106円30銭台と円高に振れて推移していることが手掛けづらくさせている。
 
ランチバスケットは13件、369.37億円。差し引き10億円の売り越しとの観測。