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45円安 反落スタート、米国株安に連動
【市況】東京株式(寄り付き)=45円安 反落スタート、米国株安に連動
【寄り付き概況】

18日の前場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比45円18銭安の2万2806円57銭で始まった。
東証株価指数(TOPIX)は、4.67ポイント安の1784.37で始まった。
 
前週末の米国の軟調な地合いを引き継ぎ、売り優勢で始まった。
トランプ米大統領が中国製品への500億ドル分の追加関税を課すことを発表、これに中国側も同額の報復関税を課すと発表しており、米中間貿易戦争への懸念が全体株価の下げ要因となっている。日本株でも電機や機械株など輸出株中心に逆風が意識される。
 
外国為替市場では1ドル=110円台後半で安定しており、これはポジティブ材料として、押し目買いを誘導する可能性がある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、11業種が高く、値上がり上位に食料品、倉庫、その他製品、水産、医薬品など。値下がりで目立つのは鉱業、石油、海運、鉄鋼など。
 
個別では、日産自、コマツ、ファナックが値を下げている。東エレク、SUMCOが続落し、ソニー、キヤノンは反落。JFE、住友鉱、JXTGが売られ、三菱商、郵船は安い。三井住友、NTT、JR西日本も下落している。
半面、ファーストリテ、ソフトバンクGがしっかりで、JT、キリンHD、任天堂、村田製が買われ、曙ブレーキは反発。トヨタは底堅い
 
225先物は、大和・JP・UBS・GS・日興・ソジェン・メリルが買い越し。
野村・モルスタ・バークレイズ・アムロ・ドイツ・SBIが売り越し。
TOPIX先物はメリル・UBS・ソジェン・アムロ・野村が買い越し。
パリバ・GS・クレディ・シティが売り越し。
 
外資系等は、歯愛メディ(3540)、双日(2768)、兼松(8020)、タケエイ(2151)、コーセル(6905)、日精線(5659)、宇部興(4208)、ジャパンマテ(6055)、山パン(2212)、太陽誘電(9678)に注目。
 
テクニカル的には、大末建(1814)、学情(2301)、デジア(2326)、カカクコム(2371)、SRGタカミヤ(2445)、JBR(2453)、ネオス(3627)、ティーガイヤ(3738)、日シス技術(4323)、花王(4453)、久光(4530)、第一三共(4568)、モリタ(6455)、WSCOPE(6619)、TDK(6762)、全国保証(7164)、ネットワン(7518)、カナデン(8081)、ゼンリン(9474)、スクエニ(9684)に注目。