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マザーズ指数は3日ぶり反落、IT銘柄に売り
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は3日ぶり反落、IT銘柄に売り

東証マザーズ指数は3営業日ぶりに反落した。終値は前日比24.77ポイント安い1197.66だった。2日の米国株式市場でナスダック総合株価指数が個人投資家のリスクセンチメントが悪化し反落した。国内の新興市場でも時価総額の大きいIT(情報技術)銘柄に売りが膨らみ、指数を押し下げた。市場では「米長期金利は落ち着いたがグロース株に投資資金が戻らず、マザーズは方向感がなくなっている」の声も出ていた。
 
colyやQDレーザなどの直近新規株式公開(IPO)銘柄への売りも目立った。メルカリやフリー、ラクスが下落した。INCやエコモット、ロゼッタが上昇した。
値上がり銘柄数は93、値下がり銘柄数は242となった。
 
個別では、スタメン、ビートレンド、かっこ、WACUL、ファンペップなど6銘柄が昨年来安値を更新。イグニス、和心、メタップス、ドラフト、colyが売られた。
 
 一方、INCLUSIVEが昨年来高値を更新。HANATOUR JAPAN、サマンサタバサジャパンリミテッド、ホットリンク、ベルトラ、ロゼッタが買われた。