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売り買い交錯、利益確定売り
【市況】東京株式(寄り付き)=売り買い交錯、利益確定売り
【寄り付き概況】

 
17日の日経平均株価は小幅に反落して始まった。始値は年初来高値を付けた前日に比べ21円77銭安の2万2451円15銭だった。直近4営業日の上げ幅が1000円を超えており、利益確定を目的とした売りが優勢となった。
 
前日のNYダウなど主要株価指数が小幅反落米国では好調な企業の決算発表がポジティブ材料として働いているものの、9月の小売売上高が市場予想に反して前月比で減少するなど個人消費の伸び悩みに対する警戒感も浮上している。日本でも消費税引き上げによる景気への影響などが懸念されるなか、今月下旬から本格化する企業の決算発表を前に積極的に上値を買う動きは限られそうだ。
 
一方、外国為替市場で1ドル=108円台後半の推移と円安水準でもみ合っていることは輸出株中心に株価の下支え効果を発揮しそうだ。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、医薬品、空運を除き安い。値下がりで目立つのは石油、鉱業、その他製品など。
 
個別では、国際帝石が売られ、出光興産、JXTGは値を下げている。野村、大和証Gは軟調で、東エレク、ファナック、SMCは弱含んでいる。SUMCO、日立、アドバンテス、ソフトバンクG、NTTはさえない。
 
半面、ファーストリテは買われ、武田、アステラス薬、塩野義は値を上げている。JAL、ANAは堅調で、住友化は強含んでいる。ソニー、テルモは締まっている。
 
 
テクニカル的には、サンヨー(1420)、住石(1514)、K&O(1663)、安藤ハザマ(1719)、高松(1762)、大成建(1801)、大林(1802)、長谷工(1808)、前田建(1824)、佐田建(1826)、戸田建(1860)、熊谷組(1861)、大気社(1979)、日本粉(2001)、鳥越粉(2009)、雪印メグ(2270)、東洋水産(2875)、イートアンド(2882)、日清紡(3105)、バイタル(3151)、ジョイ本田(3191)、トーア紡(3204)、三交(3232)、日調剤(3341)、クラレ(3405)、旭化成(3407)、エコナック(3521)、KIXILビ(3564)、大阪曹達(4046)、パカライ(4095)、四国化成(4099)、宇部興(4208)、日精化(4362)、理ビタ(4526)、久光(4530)、日水薬(4550)、富士製薬(4554)、日ペ(4612)、日空調(4658)、ジャストシス(4686)、TDCソ(4687)、メック(4971)、浜ゴム(5101)、クリエート(5187)、三星ベ(5192)、TYK(5363)、共英製鋼(5440)、東京鉄(5445)、大阪製鉄(5440)、古河機(5715)、住友電工(5802)、昭和電線(5805)、コロナ(5909)、駒井ハル(5915)、バイオラック(5988)、ナブテスコ(6268)、日工(6306)、タカキタ(6325)、栗田工(6370)、ダイフク(6383)、平和(6412)、サンデン(6444)、ミネベア(6479)、日立(6501)、芝浦メカ(6590)、ダイヘン(6622)、オムロン(6645)、日東工(6651)、正興電(6653)、NEC(6701)、京三(6742)、アルプス(6770)、ヒロセ電(6806)、アズビル(6845)、OBARA(6877)、スタンレー(6923)、ウシオ(6925)、日セラ(6929)、大真空(6962)、九州FG(7180)、かんぽ(7181)、トヨタ(7203)、フタバ(7241)、豊田合成(7282)、ジンズメイト(7448)、三菱食品(7451)、IDOM(7599)、オーハシテク(7628)、理計器(7734)、キャノン電(7739)、HOYA(7741)、ニホンフラ(7820)、SHOEI(7839)、トッパンF(7862)、河合楽(7952)、タカラスタ(7981)、バルカー(7995)、蝶理(8014)、ユアサ商(8074)、地銀セクター、アジア投資(8518)、ARM(8769)、アサックス(8772)、T&D(8795)、空港施設(8864)、小田急(9007)、阪急阪神(9042)、日通(9062)、ニッコン(9072)、飯野海(9119)、ヤマタネ(9305)、ファイズ(9325)、西ガス(9536)、東宝(9602)、ダイセキ(9793)、加藤産業(9869)、北恵(9872)、日伝(9902)、ファーストリテ(9983)が動兆。