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値下がり優勢、個別材料銘柄に買い
【市況】東証グロース(大引け)=値下がり優勢、個別材料銘柄に買い

 
東証グロース市場は決算発表などで好材料が出た銘柄に買いが集まり、株価指数を押し上げた。東証マザーズ指数、グロースCoreはともに反発。
東証マザーズ指数の終値は前週末比2.80ポイント(0.36%)高い773.76だった。前週末の米株式市場でナスダック総合株価指数が上昇し、高PER(株価収益率)株の多い国内の新興企業向け市場でも買いが優勢だった。
 
東証グロース市場では、27日に決算発表したM&A総研に買い注文が集まった。CANBASやフリーが上昇した。一方、ビジョナルやそーせい、サンバイオが下落した。
値上がり銘柄数210、値下がり銘柄数280と、値下がりが優勢だった。
 
 個別ではエコモット、キャンバス、トラース・オン・プロダクト、M&A総合研究所がストップ高。pluszeroは一時ストップ高と値を飛ばした。アドバンスト・メディア、tripla、ブリッジインターナショナル、ベルトラ、アイペットホールディングスなど9銘柄は昨年来高値を更新。カイオム・バイオサイエンス、メンタルヘルステクノロジーズ、ディジタルメディアプロフェッショナル、旅工房、サスメドが買われた。
 
 一方、テクノロジーズが一時ストップ安と急落した。スマサポなど2銘柄は昨年来安値を更新。ブライトパス・バイオ、ELEMENTS、セルシード、Branding Engineer、AIAIグループが売られた。