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「小動き」
「小動き」
「計画─実行ー反省」

「小動き」

火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
NYダウは小幅反発したもののNASDAQとS&P500は3日続落。
アップルが2.1%安。
アマゾン、アルファベット、テスラがいずれも下落。
コンファレンス・ボード(CB)消費者信頼感指数は100.2と10月の102.2から低下。
7月以来4カ月ぶりの低水準。
市場予想は100.0だった。
ただパンデミック下での低水準をなお上回っている。
向こう1年間の期待インフレ率は7.2%。
前月の6.9%から4カ月ぶりの高水準に上昇。
「ガソリンと食品の双方の価格を主因にインフレ期待が7月以来の高水準に上昇。
インフレと金利上昇が組み合わさり2023年初まで信頼感と経済成長に課題を与え続ける」との分析。
今回の調査では今後6カ月以内に大きな買い物をすることに関心を持つ消費者が減少。
今後6カ月以内に住宅の購入を予定する消費者も減少。
9月のS&Pコアロジック・ケース・シラー住宅価格指数で全国の住宅価格指数は前月比0.8%低下。
同指数は7月に2018年終盤以降初めて低下していた。
前年同月比では10.6%上昇。
8月の12.9%から上昇は鈍化した。
30年固定の住宅ローン金利は平均6.58%。
前年同期の平均3.10%をなお大きく上回っている。
FHFA住宅価格指数(季節調整済み)は前月比0.1%上昇。
8月は0.7%低下していた。
前年比では11.0%上昇。
8月は12.0%上昇していた。
パウエルFRB議長の講演と米雇用統計が注目される中、国債利回りは上昇。
2年国債と10年国債のイールドギャップはマイナス0.736%。
10年国債利回りは3.749%。
2年国債利回りは4.481%。
12月13─14日の(FOMC)で0.5%追加利上げを行う見通し。
0.75%利上げ確率は過去数週間で上昇し37%。
FF金利は6月に5.01%でピーク。
23年12月までに4.64%に低下するとの見通し。
ドル円は138円台後半。
WTI原油先物1月限は前日比0.96ドル(1.24%)高の1バレル=78.20ドル
SKEW指数は128.11→118.47→120.38。
恐怖と欲望指数は59→61。

火曜のNYダウは3ドル(0.01%)安の33852ドルと反発。
高値33933ドル、安値33662ドル。
サイコロは7勝5敗。
騰落レシオ(25日)は143.32(前日151.52)。
NASDAQは65ポイント(0.59%)安の10983ポイントと3日続落。
高値11086ポイント、安値10944ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオ(25日)は104.61(前日104.75)。
S&P500は6ポイント(0.16%)安の3957ポ゚イントと3日続落。
高値3976ポイント、安値3937ポイント。
サイコロは5勝7敗。
騰落レシオ(25日)は128.75(前日134.42)。
ダウ輸送株指数は224ポイント(1.59%)高の14370ポイントと反発。
SOX指数は8ポイント(0.30%)安の2670ポイントと3日続落。
VIX指数は21.89と低下。
3市場の合算売買高は93億株(前日96億株。過去20日平均は112億株)。
シカゴ225先物円建ては大証日中比70円安の27990円。
ドル建ては大証日中比70円安の27990円。
ドル円は138.68円。
10年国債利回りは3.749%。
2年国債利回りは4.481%。

「月足陽線基準は27678円」

火曜の日経平均は寄り付き171円安。
終値は134円(▲0.48%)安の28027円と3日続落。
7週ぶりに火曜がマイナスとなった。
日足は3日ぶりに陽線。
22日に空けたマドは28007円ー28038円。
24日に空けたマドは28203円ー28363円。
28日のマドは逆に下に28283円ー28238円。
SQ値28225円に対して3勝9敗。
TOPIXは11.34ポイント(▲0.57%)安の1992ポイントと3日続落。
日銀は6月17日以来110日間ETFを買っていない。
プライム市場指数は5.81ポイント安の1025.50と3日続落。
東証マザーズ指数は2.09ポイント(△0.26%)高の803.32と4日続伸。
プライム市場の売買代金は2兆7239億円(前日は2兆5833億円)。
値上がり509銘柄(前日507銘柄)。
値下がり1246銘柄(前日1272銘柄)。
新高値26銘柄(前日125銘柄)。
新高値は5日ぶりに2ケタ。
新安値は3銘柄(前日0銘柄で5日ぶりにゼロ脱却)。
プライム市場の騰落レシオは124.41(前日122.50)。
NTレシオは14.06倍(前日14.05倍)。
サイコロは6勝6敗で50.00%。
上向きの25日線(27751円)からは△1.00%(前日△1.65%)。
29日連続で上回った。
横這いの75日線は27655円。
12日連続で上回った。
上向きの200日線(27197円)からは△3.05%(前日△3.56%)。
18日連続で上回った。
上向きの5日線は28194円。
2日連続で下回った。
週末に25日線が微かに75日線を上抜きゴールデンクロス。
上から5日─25日ー75日ー200日線と綺麗な順番継続。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.965%(前日▲12.886%)
買い方▲6.632%(前日▲6.276%)。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.282%(前日▲10.672%)。
買い方▲21.098% (前日▲21.337%)。
空売り比率は40.9%(前日43.1%。8日連続で40%超)。
空売り規制なしの比率は7.7%(前日8.5%)。
11月25日時点の信用売り残は611億円増の8533億円。
2週ぶりに増加。
同信用買い残は566億円減の3兆91億円。
2週ぶり減少。
信用倍率は3.53倍(前週3.87倍)。
3週連続で3倍台。
日経VIは18.71(前日18.53)。
日経平均採用銘柄の予想PERは12.86倍(前日12.93倍)。
前期基準では13.73倍。
EPSは2179円(前日2178円)。
11月15日の過去最高水準は2238円。
225のPBRは1.16倍(前日1.17倍)。
BPSは24161円(前日24070円)。
10年国債利回りは0.250%(前々日0.250%)。
プライム市場の予想PERは13.71倍。
前期基準では14.55倍。
PBRは1.17倍。
日経平均の予想益回りは7.78%。
予想配当り利回りは2.25%。
プライム市場の予想益回りは7.28%。
配当り利回り加重平均は2.48%。
プライム市場の単純平均は16円安の2494円。
プライム市場の売買単価は2354円(前日2258円)。
プライム市場の時価総額は722兆円(前日726兆円)。
ドル建て日経平均は202.24(前日203.74)と3日続落。
4日連続で200ドル超。
火曜のシカゴ225先物円建ては大証日中比70円安の27990円。
高値28120円、安値27900円。
大証先物夜間取引終値は日中比80円安の27980円。
気学では「押し目買い」。
木曜は「吹き値は売り。押し目は直に買い直せ」。
金曜は「変化日。安値にあれば買い」。
ボリンジャーのプラス1σが28132円。
プラス2σが28514円。
プラス3σが28895円。
月足陽線基準は27678円。
前月末は27587円。
大引はMSCIパッシブ売買インパクトの予定。

《今日のポイント11月30日》

(1)火曜のNY株式市場で主要3指数はマチマチの動き。
   10年国債利回りは3.749%。
   2年国債利回りは4.481%。
   ドル円は138円台後半。
   SKEW指数は128.11→118.47→120.38。
   恐怖と欲望指数は59→61。

(2)ダウ輸送株指数は224ポイント(1.59%)高の14370ポイントと反発。
   SOX指数は8ポイント(0.30%)安の2670ポイントと3日続落。
   VIX指数は21.89と低下。
   3市場の合算売買高は93億株(前日96億株。過去20日平均は112億株)。
   シカゴ225先物円建ては大証日中比70円安の27990円。

(3)プライム市場の売買代金は2兆7239億円(前日は2兆5833億円)。
   値上がり509銘柄(前日507銘柄)。
   値下がり1246銘柄(前日1272銘柄)。
   新高値26銘柄(前日125銘柄)。
   新高値は5日ぶりに2ケタ。
   新安値は3銘柄(前日0銘柄で5日ぶりにゼロ脱却)。
   プライム市場の騰落レシオは124.41(前日122.50)。
   NTレシオは14.06倍(前日14.05倍)。
   サイコロは6勝6敗で50.00%。

(4)上向きの25日線(27751円)からは△1.00%(前日△1.65%)。
   29日連続で上回った。
   横這いの75日線は27655円。
   12日連続で上回った。
   上向きの200日線(27197円)からは△3.05%(前日△3.56%)。
   18日連続で上回った。
   上向きの5日線は28194円。
   2日連続で下回った。
   週末に25日線が微かに75日線を上抜きゴールデンクロス。
   上から5日─25日ー75日ー200日線と綺麗な順番継続。

(5)松井証券信用評価損益率速報で売り方▲12.965%(前日▲12.886%)
   買い方▲6.632%(前日▲6.276%)。
   マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲11.282%(前日▲10.672%)。
   買い方▲21.098% (前日▲21.337%)。

(6)空売り比率は40.9%(前日43.1%。8日連続で40%超)。
   空売り規制なしの比率は7.7%(前日8.5%)。
   11月25日時点の信用売り残は611億円増の8533億円。
   2週ぶりに増加。
   同信用買い残は566億円減の3兆91億円。
   2週ぶり減少。
   信用倍率は3.53倍(前週3.87倍)。
   3週連続で3倍台。
   日経VIは18.71(前日18.53)。

(7)日経平均採用銘柄の予想PERは12.86倍(前日12.93倍)。
   EPSは2179円(前日2178円)。
   11月15日の過去最高水準は2238円。
   225のPBRは1.16倍(前日1.17倍)。
   BPSは24161円(前日24070円)。
   10年国債利回りは0.250%(前々日0.250%)。
   
(8)プライム市場の単純平均は16円安の2494円。
   プライム市場の時価総額は722兆円(前日726兆円)。
   ドル建て日経平均は202.24(前日203.74)と3日続落。
   4日連続で200ドル超。

(9)ボリンジャーのプラス1σが28132円。
   プラス2σが28514円。
   プラス3σが28895円。
   月足陽線基準は27678円。
   前月末は27587円。
   大引はMSCIパッシブ売買インパクトの予定。

今年の曜日別勝敗(11月29日まで)

月曜22勝20敗
火曜28勝19敗
水曜22勝22敗
木曜23勝21敗
金曜21勝23敗

アドビ・アナリティクスによると28日「サイバーマンデー」のオンライン売上高は前年比5.8%増の113億ドル。
過去最高を記録した。
サイバーマンデーで最も注目を集めた商品は玩具。
この日のオンライン売上高は10月の1日当たり平均と比べて約8倍に増加した。
電子機器の売上高も5倍近く増加。
スポーツ用品や家電、書籍も400%超の伸びを示した。
全米小売業協会(NRF)によると、感謝祭からサイバーマンデーまでの5日間に店舗やオンラインで買い物をした人は前年比9%超の1億9670万人。
市場予想である1億6630万人を上回り、過去最高に達した。
カナダの電子商取引大手ショッピファイもブラックフライデーからサイバーマンデーにかけて同社のプラットフォームを経由した売り上げが世界中で75億ドルを記録。
「オンラインショッピングは小売業全体の売上高の15%程度に過ぎない。
経済全体の健全性を示す指標としては必ずしも優れていない」という声もある。

仮説→実証→検証。
優しく言い換えれば・・・。
計画─実行ー反省。
この繰り返しが市場であり、広い意味では学問でもある。
問題は仮説の設定。
森羅万象を織り込むことは不可能であり、一部をデフォルメして仮説を立てる。
全部ではないから間違うことも多い。
なぜか検証ばかりは流行しているのも事実。
大切なのは独自の仮説なのだが、市場はみんな「この指とまれ」の状態。
自ら考えようとする求道者の姿ではなく、他人を真似れば多数意見になるからそれで満足。
検証も他人がやってくれるから楽。
だからこそ「少数意見に真実がある」と思う。
「この指とまれ」では斬新にはなり得ないだろう。

大納会の東証ゲストは脚本家の三谷幸喜さん。
大証はプロゴルファーの山下美夢有さんと西村優菜さん。
当日は北浜に行きたい気もするが・・・。

◇━━━ カタリスト━━━◇

ライク(2462)・・・動兆

モバイル、建設、物流など向けの人材サービス。
保育園や学童などの保育事業。
介護事業も展開
好業績。
旧社名はジェイコムホールディングス株式会社。

(兜町カタリスト櫻井)