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マザーズ指数は反発、上値を買う勢いは乏しい
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反発、上値を買う勢いは乏しい

東証マザーズ指数は前週末比3.36ポイント高の1217.45ポイントと反発した。
利益確定売り先行で始まったが、東証1部市場の強調展開もあって徐々に買われプラス浮上した。午後は下値が切り上がったものの、上値を買う勢いは乏しかった。「ITや感染予防など相場のテーマが定まらず、取引が盛り上がらない」との指摘があった。両指数とも1日の日経平均株価の上昇率(2.41%)と比べて伸びが小さかった。
AIinsやメルカリ、ラクスが上昇した。一方、BASEやロゼッタ、JTOWERが下落した。
市場では「前週末は東証1部の主力株の下げがマザーズなど新興銘柄と比べて大きかっただけに、大幅な戻りに期待した投資家の資金が新興市場の中小型株から東証1部の大型株に移った」との声が聞かれた。
 
値上がり銘柄数は157、値下がり銘柄数は178となった。
 
個別では、G−FACTORY、coly、INCLUSIVEがストップ高。ジーニー、和心など3銘柄は昨年来高値を更新。インバウンドテック、ロコガイド、Kudan、交換できるくん、スポーツフィールドが買われた。
 
一方、クリーマ、ビートレンド、かっこ、オンデックが昨年来安値を更新。ロゼッタ、メタップス、ソレイジア・ファーマ、WACUL、アドバンスト・メディアが売られた。