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反落、米株安が重荷、重要イベントで様子見
【市況】東京株式(寄り付き)=反落、米株安が重荷、重要イベントで様子見
【寄り付き概況】

 
10日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比58円31銭安の2万3372円39銭。
前日のNYダウが100ドルあまりの下落で4日ぶりに反落、ECB理事会、英国総選挙、また、11日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表や15日の米国による対中制裁関税「第4弾」の全面発動期限など、重要イベントがこの先相次ぐことから、見送りムードも強い。
一方、米景気減速に対する懸念が足もと和らいでいることや、政府の大型経済対策決定を受け、建設関連など内需株の一角には個別物色の波が広がりやすく、リスク回避の動きは限定的なものにとどまる可能性がある。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、14業種が高く、値上がり上位に医薬品、建設、水産など。値下がりで目立つのは鉱業、石油、海運など。
 
個別では、トヨタやスズキ、キーエンス、スクリンが売られ、ファーストリテ、鹿島、ディスコは軟調。SUMCOや東エレク、TDKが下落。JXTGや出光興産が安い。
 
半面、ソニーや東レが上昇。アステラス薬、花王、加賀電子がしっかり、大林組が高く、第一三共が堅調となっている。
 
テクニカル的には、コムシス(1721)、鹿島(1821)、大末建(1814)、鉄建(1815)、北電事(1930)、日揮(1963)、中外炉(1964)、中部飼(2053)、クロスキャット(2307)、東洋紡(3101)、ミサワ(3169)、ニッケ(3201)、ウィルプラス(3538)、セーレン(3569)、ネオス(3627)、ネクソン(3659)、プロシップ(3763)、王子(3861)、ラサ工(4022)、日曹達(4041)、トクヤマ(4043)、インフォコム(4348)、花王(4452)、あすか薬(4514)、キッセイ(4547)、キョーリン(4569)、大日塗(4696)、ワタベ(4696)、小林薬(4967)、オハラ(5218)、東海カ(5301)、ヨータイ(5357)、神戸鋼(5406)、大和工(5444)、愛知鋼(5482)、日立金(5486)、昭電線(5805)、洋缶(5901)、横河ブ(5911)、駒井ハル(5915)、テクノプロ(6028)、富士ダイス(6167)、土木管理(6171)、エンシュウ(6218)、フリュー(6238)、荏原(6361)、日機装(6376)、ダイコク電(6430)、NTN(6472)、タムラ製(6768)、東亜DKK(6848)、日置電(6866)、マーキュリ(7190)、Casa(7196)、今仙(7266)、日プラスト(7291)、TSテック(7313)、Gセブン(7508)、橋本総(7570)、フジコーポ(7605)、トランザ(7818)、パイロット(7846)、ウェーブロ(7940)、長瀬産業(8012)、ミズノ(8022)、オークワ(8217)、地銀セクター、イオンFS(8570)、日立キャピ(8586)、ジャフコ(8595)、スパークス(8739)、内外トランス(9384)、大ガス(9532)、長大(9624)、西尾レント(9699)、JKHD(9896)、バロー(9956)が動兆。