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マザーズ指数は反発、押し目買いがやや優勢
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反発、押し目買いがやや優勢

東証マザーズ指数は前日比2.35ポイント高の1228.01ポイントと反発した。
東京市場全般の反発地合いに乗って買い先行となったが、勢いはなく主力級銘柄も高安まちまちだった。押し目買いがやや優勢だったが、上値を追う勢いはうかがえなかった。
その後は大引けまで前日終値を挟んでの一進一退となった。それでも、直近IPO銘柄や材料が出た銘柄への物色も確認され、個人投資家センチメントが大きく後退したわけではないようだった。
プレイドやサイバダインが上昇。東洋紡と協力して新型コロナウイルスの迅速プール検査法の開発、実用化に成功したと発表したPSSが買われた。一方、そーせいやウェルスナビが下落した。
市場では「6日に大幅安だった日経平均株価の値戻しが進まず、投資家が慎重になっている」との指摘があった。
値上がり銘柄数は196、値下がり銘柄数は142となった。
 
個別ではサイジニアが一時ストップ高と値を飛ばした。海帆、LeTech、霞ヶ関キャピタル、リネットジャパングループ、ユニフォームネクストなど15銘柄は年初来高値を更新。ココペリ、スパイダープラス、メディカルネット、プレシジョン・システム・サイエンス、ASJが買われた。
 
 一方、ソーシャルワイヤー、Sharing Innovations、シック・ホールディングスが年初来安値を更新。シンメンテホールディングス、Welby、rakumo、東京通信、プレミアアンチエイジングが売られた。