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続伸スタート、米株高を好感
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸スタート、米株高を好感
【寄り付き概況】

11日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比71円48銭高の2万9030円04銭。
前日の米株式市場は、NYダウが19ドル高と4日ぶりに反発。米5月消費者物価指数(CPI)は予想を上回る上昇となったが、米長期金利は低下しハイテク株などが買われた。これを受け、東京株式市場も日経平均株価は値を上げてスタートした。米5月CPIを通過したことで安心感も出ている。為替は1ドル=109円30銭前後と前日夕方に比べやや円高で推移している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、9業種が高く、値上がりは医薬品、電力・ガス、精密機器など。値下がり上位に不動産、保険、その他金融、輸送用機器、銀行など。
 
セクター別では、医薬品、電気・ガス業、海運業、情報・通信業、精密機器などが値上がり率上位、不動産業、パルプ・紙、保険業、陸運業、非鉄金属などが値下がり率上位に並んでいる。
 
東証1部の売買代金上位では、東エレク、エーザイ、レーザーテック、エムスリー、京セラ、第一三共、アドバンテスト、HOYA、富士通、TDKなどが上昇している。
 
半面、三菱UFJ、KDDI、ファナック、リクルートHD、ホンダ、デンソー、塩野義薬、OLC、三菱地所などが下落している。