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17日の東京株式市場は買い優勢か
【オープニングコメント】
17日の東京株式市場は買い優勢か
続伸後、上値を試す場面もありそう。
日経平均株価の予想レンジは、2万2300円−2万2700円を想定する。
テクニカル面の一段の好転が買いを誘う可能性が高い。心理的節目の2万2500円台からのスタートも期待できそうだ。
 
ただ、週末を控えることから、取引終了前にはポジション調整の売りで、上げ幅を縮小する可能性もあり、注意したい。
為替相場は、ドル・円が1ドル=113円台の前半と円高に振れている。
16日のシカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所終値比175円高の2万2585円だった。
 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り410万株、買い1380万株で、差し引き970万株の買い越し。買い越しは3営業日ぶり。金額も買い越し。売りセクターに、薬品、電機、証券、銀行、情報通信、不動産、小売など。買いセクターに、薬品、証券、銀行、化学、REIT、サービス、機械、その他製品など。
 
 
【好材料銘柄】 
■ペプチドリーム <4587>
独バイエルAGと複数の創薬標的タンパク質に対して特殊環状ペプチドを創製する創薬共同研究開発契約を結んだ。同社は契約一時金を受け取るほか、マイルストーンフィーの達成などで総額最大1245億円を受領する。なお、今期業績予想には織り込み済み。
 
■東京ドーム <9681>
今期最終を30%上方修正、配当も6円増額。
 
■アグレ都市デザイン <3467>
12月31日現在の株主を対象に1→2の株式分割を実施。最低投資金額は現在の2分の1に低下する。
 
■エイトレッド <3969>
12月16日現在の株主を対象に1→3の株式分割を実施。最低投資金額は現在の3分の1に低下する。
 
■カイオム・バイオサイエンス <4583>
スイスADCT社とライセンス契約を結び、臨床試験に向けた開発を進めているがん治療用抗体「LIV-1205(ADC)」について、開発進捗に応じて発生する最初のマイルストーン達成。マイルストーン料を受領し、17年12月期第4四半期に計上する予定。
 
【主な経済指標・スケジュール】
17(金)
《決算発表》
東京海上、SOMPOHD、MS&AD
 
【海外】
米10月住宅着工件数(22:30)
米10月建設許可件数(22:30)
米11月カンザスシティ連銀製造業活動(11/18 1:00)
《米決算発表》
フットロッカー

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