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反落スタート、米株安受け
【市況】東京株式(寄り付き)=反落スタート、米株安受け
【寄り付き概況】


18日の日経平均株価は反落して始まった。始値は前日比265円37銭安の2万8957円40銭。下げ幅は一時300円を超えた。


前日の米国株市場では消費関連株が売られ、NYダウが6日ぶりに反落し3万4000ドル台を下回った。
また、米長期金利上昇を受けハイテク株が売られたことからナスダック総合株価指数の下げが目立っている。発表されたFOMC議事要旨がタカ派寄りではなかったとの見方で一時下げ渋る場面もあったが買いは続かなかった。

東京株式市場でもこの流れを引き継ぎ目先リスク回避の動きに。日経平均は前週末から前日までの4営業日で1400円強の上昇をみせていたこともあり、足もとはスピード警戒感からの売りが優勢となっている。

東証株価指数(TOPIX)は反落している。

個別では、東エレク、アドテストなど半導体関連株が安い。ファストリ、ファナック、商船三井、オリンパスも売られている。
半面、キッコマン、東京海上は買われている。18日付の日本経済新聞朝刊が「国内企業で初めてワクチンの世界販売を始める」と報じた武田も高い。