兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

前場終値比で横ばい
【市況】東京株式(後場寄り付き)=前場終値比で横ばい
【後場寄り付き概況】

後場寄り付きの日経平均株価は前営業日比20円高前後と前場終値と比較してほぼ横ばい。
日経平均株価、東証株価指数(TOPIX)ともに動意薄。米中貿易協議「第1段階」合意文書の署名で材料出尽くし感が広がった午前の地合いを引き継ぎ、こう着感の強い値動きとなっている。
外国為替市場では、1ドル=109円90銭台の推移。アジアの主要株式市場は高安まちまち。
 
 
個別では、ソニー、パナソニックが高く、SUBARU、スズキは大幅高で、トヨタも底堅い。ファーストリテが値を上げ、楽天、リクルートHD、第一三共、武田が買われている。
半面、ソフトバンクGが安い。アドバンテスが小甘く、太陽誘電、安川電、キーエンスは下落している。資生堂がさえない。
 
 
本日の日経平均には買いが先行した。その後は利益確定の動きから一時マイナスに転じたものの、軟調なスタートとなったアジア株式市場が底堅さをみせたことで、日経平均は前引けにかけて再びプラス圏を確保。ただ、新規の材料難から、節目の2万4000円を前に上値は重かった。
 
全体相場の商いが薄い分、前場に動意をみせた東証1部の内需系・ディフェンシブ銘柄のほか、新興市場の中小型株に対しても一方向に振れやすい地合いが見込まれるだろう。