兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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もみ合い展開か
【オープニングコメント】
もみ合い展開か
週明け20日の日経平均株価はもみ合い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万3900円-2万4150円。
前週17日のNYダウ工業株30種平均は前日比50ドル高の2万9348ドルと小幅ながら5日続伸し、主要3指数は最高値を更新した。
積極的に上値を追うような地合いにはなりづらいと考える。米国株の過熱感の高まりが警戒されており、短期志向の投資家による利益確定目的の売りが日本株相場の重荷となるだろう。ただ、米国株の強い上昇が続く中でドル円も110円より上で推移しており、売りを出しづらい地合いとなるだろう。
きょうは米市場がキング牧師の誕生日の祝日で休場となるうえ、国内企業の2019年4〜12月期の決算発表の本格化もまだ先であり、模様眺めの姿勢が広がりやすい。日経平均は2万4000円を挟んだ値動きを続けるとみられている。
 
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所終値比5円高の2万4035円だった。
外国為替市場で円相場が1ドル=110円台前半と、前週金曜日の東京市場夕方時点の値からやや円高・ドル安方向に振れていることも輸出関連株の買い手控え要因となる。朝方の東京市場では小口の戻り売りが想定される。
 
20日は米株式市場が休場となり、海外投資家の売買が細るとみられる。国内3月期企業の19年4〜12月期決算発表が本格化するのは、23日の日本電産(6594)以降となる。企業業績の方向性を確認したい国内投資家も身動きがとりにくい状況で、日中は膠着した展開が続きそうだ。
 
日程面では、20日は国内では通常国会が召集され、安倍首相による施政方針演説が予定されている。11月の鉱工業生産指数確報値が公表されるほか、きょうから21日までの日程で日銀の金融政策決定会合が開かれる。
 
 
【好材料銘柄】
 
■窪田製薬ホールディングス <4596>
NASAが開催するワークショップに参加し、子会社アキュセラが開発中の超小型眼科診断装置「Swept Source-OCT」プロジェクトの進捗を報告する。
 
■ティムコ <7501>
今期経常は48倍増益へ。
 
■ファンコミュニケーションズ <2461>
韓国・釜山情報産業振興院と業務提携。釜山のスマートフォンゲーム開発企業に対し、日本進出への支援プロジェクトを開始。
 
■はごろもフーズ <2831>
今期配当を10円増額修正。
 
■日本プロロジスリート投資法人 <3283>
今期経常は2%増益へ。
 
■セブン&アイ・ホールディングス <3382>
米子会社7-Eleven,Inc.がオクラホマ州でコンビニエンスストアを展開するBrown-Thompson General Partnership及び7-Eleven, L.L.Cの全株式を取得する。
 
■ソフトウェア・サービス <3733>
12月売上高は前年同月比49.2%増の14.7億円。
 
■ゼリア新薬工業 <4559>
日水製薬医薬品販売の全株式を取得し子会社化する。取得価額は33億円。
 
■ブライトパス・バイオ <4594>
今期売上を2.8倍上方修正。
 
■パーク24 <4666>
12月タイムズパーキング売上高は前年同月比8.0%増と増収基調が続いた。
 
■アジュバンコスメジャパン <4929>
10-12月期(3Q)経常は7%増益。
 
 
 
【主な経済指標・スケジュール】
 
【国内】
20(月)
日銀金融政策決定会合(〜1/21)
《決算発表》
アサヒ陶
 
【海外】
休場:米国(キング牧師誕生記念日)


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。