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13円高スタート、NYダウの最高値更新を受け買い優勢
【市況】東京株式(寄り付き)=13円高スタート、NYダウの最高値更新を受け買い優勢
【寄り付き概況】

13日の日経平均株価は前日比13円10銭高の2万2879円27銭で寄り付いた。12日のNYダウの連日最高値更新を支えに買いが先行した。
 
前日の米国株市場ではNYダウが118ドル高と3日連続で過去最高値を更新、国内外機関投資家のリスク許容度の高まりが東京株式市場は追い風となっている。特に米国ではゴールドマン・サックスが大幅高するなど金融株が強調展開を続けており、このリスクオンの流れが波及している。
 
外国為替市場では1ドル=113円台半ばの推移だが、足もとボラティリティが高まっていることはやや警戒され、ハイテク株比率の高いナスダック指数が反落したことで電機・精密セクターには風向きが悪い。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、16業種前後が高く値上がり上位に海運、銀行、保険、証券、医薬品など。値下がりで目立つのは鉱業、その他製品、ゴム製品、石油、金属製品など。
 
個別では、三菱UFJ、三井住友の銀行株や、東京海上、野村が買われている。住友不が堅調で、NTT、JR東日本、SGHD、ファーストリテ、エーザイ、トヨタ、パナソニック、ダイフクも値を上げている。
半面、SUMCO、東エレクが売られ、ブリヂストン、ファナックは軟調。国際帝石はさえない。任天堂が値を下げ、沢井薬は反落している。
 
外資系等は、三井金(5706)、キーエンス(6861)、エーザイ(4523)、キャピタルアセット(3965)、MS&AD(8725)、海上(8766)、日立キャピ(8586)、寿スピ(2222)、エスフーズ(2292)、富士薬(4554)、山九(9065)、HIS(9603)、デンカ(4061)、ヤマト(9064)に注目。
 
225先物はJP・アムロ・メリル・みずほが買い越し。
GS・野村・SBI・クレディが売り越し。
TOPIX先物はソジェン・クレディ・三菱・JPが買い越し。
野村・大和・SBI・GS・ドイツが売り越し。
 
テクニカル的には、サッポロ(2501)、キャンドゥ(2698)、ヨシックス(3221)、豆蔵(3756)、住友ベーク(4203)、ゼリア(4559)、シーズ(4924)、富士石油(5017)、有沢(5208)、TOTO(5332)、三協立山(5932)、日阪(6247)、コマツ(6301)、ヤーマン(6630)、NEC(6701)、TOA(6809)、OKAYA(6926)、西日本FH(7189)、カッパ(7421)、コジマ(7513)、カナデン(8081)、サンワテク(8137)、MrMAX(8203)、あおぞら(8304)、りそな(8308)、地銀セクター、ダイビル(8806)が動兆。