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値下がり優勢、リスクを回避する動き
【市況】東証グロース(前引け)=値下がり優勢、リスクを回避する動き

 
東証グロース市場は、グロースCore、東証マザーズ指数は続落。東証マザーズ指数の前引けは前日比22.41ポイント(3.08%)安い705.53だった。前日の米株式相場の下落を受けて運用リスクを回避する動きが広がった。新興企業向け市場でも幅広い銘柄に売りが出て指数を下押しした。
 
米連邦準備理事会(FRB)による金融引き締め長期化への警戒感が、成長期待の高いグロース(成長)株への逆風となっている。新興市場の主力銘柄を中心に売りがかさみ、マザーズ指数はじりじりと下げ幅を広げた。
フリーやビジョナル、エニーカラーが下落した。一方でVNXやインバウT、Pアンチエイは上昇した。
値上がり銘柄数53、値下がり銘柄数408と、値下がりが優勢だった。
 
個別ではインバウンドテックがストップ高。日本スキー場開発など2銘柄は年初来高値を更新。VALUENEX、和心、ビーマップ、地域新聞社、プレミアアンチエイジングが買われた。
 
 一方、FRONTEO、トランスジェニック、ユナイテッド、夢展望、cottaなど43銘柄が年初来安値を更新。パルマ、グローバルセキュリティエキスパート、eWeLL、マーキュリーリアルテックイノベーター、M&A総合研究所が売られた。