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マザーズ指数は反発、Sansanストップ高配分
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は反発、Sansanストップ高配分

東証マザーズ指数は反発した。終値は前日比9.97ポイント高い1217.51だった。
昨日に決算発表を行ったマネーフォワードが上昇して寄り付き後に急落したことや、時価総額上位のAIinside、ラクスなどが下げ幅を拡大したことでマイナスに転じた。また、米長期金利の上昇基調が続いたことで、金利の低位安定を見込んで物色された成長株の一角には売りも出て、下げに転じる場面もあった。その後は、前日終値を挟んで乱高下する展開が続く、方向感の無い値動きとなった。大引け前に東証1部への市場変更と好決算を受けてSansanに買いが集中し、指数を押し上げた。
Sansanは、ストップ高比例配分された。このほか、エヌピーシーやメルカリが上昇した。一方、AIinsやJTOWERや、マネフォが下落した。
値上がり銘柄数は189、値下がり銘柄数は144となった。
 
個別では、ウォンテッドリー、ENECHANGE、Sansan、カイオム・バイオサイエンス、バルミューダなど6銘柄がストップ高。コンヴァノ、アルーは一時ストップ高と値を飛ばした。JIG−SAW、グッドスピードなど4銘柄は昨年来高値を更新。オンデック、UUUM、インティメート・マージャー、松屋アールアンドディ、ココペリが買われた。
 
 一方、ティーケーピー、バリュエンスホールディングスがストップ安。アララ、スタメン、トヨクモ、かっこ、クリングルファーマなど6銘柄は昨年来安値を更新。エコモット、トライステージ、AHCグループ、SERIOホールディングス、霞ヶ関キャピタルが売られた。