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マザーズ指数は5日ぶり反発、個人投資家マインドの改善
【市況】東証マザーズ市場(前引け)=マザーズ指数は5日ぶり反発、個人投資家マインドの改善

東証マザーズ指数は前週末比2.28ポイント高の887.09ポイントと5日ぶり反発。
前週末の米国市場は、米中の好調な経済指標を背景に買われ、NYダウなど主要株価指数は上昇した。為替市場でも1ドル=110円台前半での落ち着いた動きが続いており、個人投資家マインドの改善につながっている。
 
ただ、ラクス、そーせいなど指数寄与度の高い時価総額上位銘柄が軟調に推移していることもマザーズ市場のこう着感を強める要因の一つになっている。これら指数インパクトの大きい主力銘柄にも買いの動きが入れば、マザーズ市場の下支えにはなろう。
 
値上がり銘柄数は177、値下がり銘柄数は128となった。
 
個別では、ウィルズ、MTGが一時ストップ高と値を飛ばした。パルマ、フェイスネットワーク、プロパティデータバンク、バルテス、JMDCなど8銘柄は昨年来高値を更新。オンコセラピー・サイエンス、テノ.ホールディングス、ホープ、ビーブレイクシステムズ、SERIOホールディングスが買われた。
 
一方、オイシックス・ラ・大地、ビープラッツ、Chatworkが昨年来安値を更新。イルグルム、HPCシステムズ、ログリー、チームスピリット、インパクトホールディングスが売られた。