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マザーズ指数は3日続落、中小型株の軟調さも目立った
【市況】東証マザーズ(大引け)=マザーズ指数は3日続落、中小型株の軟調さも目立った

 
東証マザーズ指数は前週末比12.72ポイント安の832.06ポイントと3日続落した。
銘柄により押し目買いは入ったものの、「バリュー株への資金シフトが続いている」といい、マザーズ指数は連日で昨年来安値を更新し、2020年5月以来およそ1年8カ月ぶりの安値となった。米国の金融引き締めへの警戒感から投資指標面で割高感のある成長(グロース)株売りが続いている。きょうは中小型株の軟調さも目立った。
BASEやそーせい、HENNGEが下落した。一方、4月からの新市場区分で最上位の「プライム」市場への変更を申請したと発表したメルカリは3%超上昇した。フロンテオやEnjinも買われた。
売買代金は概算で1205.00億円。騰落数は、値上がり87銘柄、値下がり316銘柄、変わらず15銘柄となった。
 
個別では、バリューデザイン、アララ、モビルス、アスタリスク、アイドマ・ホールディングスなど7銘柄がストップ安。ケアネット、フルッタフルッタ、ファンデリー、ベガコーポレーション、リネットジャパングループなど96銘柄は昨年来安値を更新。リアルワールド、ラストワンマイル、GRCS、エフ・コード、シンメンテホールディングスが売られた。
 
一方、UUUM、キャンバス、アーキテクツ・スタジオ・ジャパン、HYUGA PRIMARY CARE、Enjinがストップ高。シルバーエッグ・テクノロジー、グッドパッチは一時ストップ高と値を飛ばした。ロードスターキャピタルは昨年来高値を更新。ティーケーピー、アイペットホールディングス、FRONTEO、メタリアル、海帆が買われた。