上値の重い展開か
【オープニングコメント】 上値の重い展開か |
16日の東京株式市場は、上値の重い展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8500円−2万9000円を想定。
NYダウ平均は151ドル高の33912ドルで取引を終えた。
日経平均株価はきのう15日に続伸し、2営業日で1052円の上昇となった。強い動きが続くなか、心理的なフシ目の2万9000円が意識されるものの、短期的な上昇の反動も警戒される。
買い手がかりに乏しいこともあり、模様眺めムードが広がる場面もありそう。
為替相場は、ドル・円が1ドル=133円台の前半(15日は133円51−53銭)と小動きの一方、ユーロ・円が1ユーロ=135円台の半ば(同136円62−66銭)と円高方向に振れている。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、15日の大阪取引所清算値比20円高の2万8880円だった。
【好材料銘柄】
■アイスタイル <3660>
アマゾン・ドット・コム<AMZN>、三井物産 <8031> とそれぞれ資本業務提携。今期経常は黒字浮上へ。
■クロス・マーケティンググループ <3675>
今期経常は16%増で2期連続最高益、2.4円増配へ。
■Abalance <3856>
今期経常は86%増で3期連続最高益更新へ。
■シェアリングテクノロジー <3989>
10-6月期(3Q累計)最終が黒字浮上で着地・4-6月期も黒字浮上。
■ビートレンド <4020>
上期経常が4.2倍増益で着地・4-6月期も2.5倍増益。
■日本情報クリエイト <4054>
今期経常は68%増で2期ぶり最高益更新へ。
■Kudan <4425>
4-6月期(1Q)経常は黒字浮上・通期計画を超過。
■ラクオリア創薬 <4579>
上期経常は58%増益・通期計画を超過。また、創薬ベンチャー企業のSTAND Therapeuticsと資本業務提携。新たな難病・希少疾患治療薬の創製を目指す。
■ピーエイ <4766>
今期経常を67%上方修正。
■日機装 <6376>
今期最終を10%上方修正・最高益予想を上乗せ。また、発行済み株式数(自社株を除く)の11.24%にあたる835万株(金額で50億円)を上限に自社株買いを実施。取得株は23年1月31日付で全て消却する。
■トレックス・セミコンダクター <6616>
4-6月期(1Q)経常は2.6倍増益で着地。
■ポート <7047>
4-6月期(1Q)最終は116倍増益で着地。
■SIホールディングス <7070>
4-6月期(1Q)経常は43%減益・通期計画を超過。
■リファインバースグループ <7375>
今期経常は63%増で6期ぶり最高益更新へ。
■NEW ART HOLDINGS <7638>
4-6月期(1Q)経常は2.8倍増益で着地。
【主な経済指標・スケジュール】
16(火)
【国内】
5年国債入札
【海外】
米7月住宅着工件数(21:30)
米7月鉱工業生産(22:15)
《米決算発表》
ホームデポ、ウォルマート
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