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日経平均株価は前場終値比で伸び悩む
【市況】東京株式(寄り付き)=日経平均株価は前場終値比で伸び悩む
【寄り付き概況】
 
後場寄り付きの日経平均株価は、前営業日比195円07銭高の2万2892円43銭で始まった。前場終値と比較して伸び悩んでいる。
東証株価指数(TOPIX)は、10.98ポイント高の1756.03で始まった。
 
外国為替市場では、1ドル=112円90銭台での推移。アジアの主要株式市場は総じて堅調。
 
日経平均は直近の戻り高値水準で節目として意識される2万3000円に迫り、急ピッチの上昇に対する短期的な過熱警戒感もあって利益確定売りが出やすいところだろう。
ここまで日経平均の上下の値幅は75円ほどにとどまっており、ややこう着感の強い展開となっている。
アジア市場では中国・上海総合指数が4日ぶりに反発しており、中国景気の減速懸念から前日まで売りがかさんだ設備投資関連株にも買い戻しの動きが見られる。
 
マザーズ指数や日経ジャスダック平均が反発した。ただ、マザーズ指数は朝方の買いが一巡すると伸び悩んでいる。主力大型株に関心が向かいやすい状況だが、個人投資家が中小型株に対し、需給面で選別色を強めているとみておきたい。
 
  個別では、ソフトバンクGが買われ、ファーストリテ、スタートトゥ、ANAは高い。エーザイが値を上げ、資生堂は反発。三井住友が締まり、マネックスG、村田製、安川電が上伸し、ファナック、トヨタ、スズキは堅調。
半面、任天堂、JTが下押し、武田は弱含み。三菱UFJ、東京海上、アルプスが売られ、ソニーは小幅安。国際帝石が値を下げ、東海カは安い。

ランチバスケットは230億円、差し引き20億円の買い越しとの観測。