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為替市場は終日狭いレンジでの揉み合い継続
【為替】為替市場は終日狭いレンジでの揉み合い継続
[概況]

NY市場に入り発表された7月NY連銀製造業景気指数は予想を上回り、6月小売売上高は予想通りで、前回分が上方修正されて個人消費の強さが確認されるカタチとなってドルは買われたが上昇は続かなかった。
NY株式市場はマチマチで始まり、ドルは序盤に当日安値112.215円まで下げたが売り込まれる事はなく直ぐに値を戻して揉み合いとなった。
 
其の後も方向性の無い小動きが続き、最後は前週末比-3.5銭の112.280円と小幅安で引け、ユーロ(+27銭)、ポンド(-3銭)、豪ドル(-1銭)、カナダドル(+11銭)、NZドル(+9銭)、トルコリラ(+3銭)、南アランド(+2銭)など、主要通貨はマチマチな小動きで引けた。米政府が中国やEUをWTOに提訴すると決めた様だが、市場は未だその影響を判断しかねている感じで、ドルは小幅安となったが112円は維持している。目先は貿易摩擦の行方を睨んで様子見姿勢の小動きか。
 


[提供:カネツFX証券株式会社]