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続伸、米追加経済対策への期待
【市況】東京株式(寄り付き)=続伸、米追加経済対策への期待
【寄り付き概況】

15日の日経平均株価は続伸して始まった。始値は前日比79円21銭高の2万8777円47銭。バイデン米次期大統領の追加経済対策案が日本時間15日朝に公表され、米国の景気回復を期待して投資家心理が強気に傾いた。上げ幅は一時、100円を超えた。
 
14日のNYダウが前日比68ドル安の3万991ドルと続落した。米追加経済対策の内容が注目されるなか、様子見姿勢が強まった。
だた、この日の東京株式市場は値を上げてスタート。米経済対策への期待感は強く買いが先行している。
為替は1ドル=103円70銭台と前日夕方に比べ円高水準で推移している。
 
寄り付き時点で業種別では33業種中、16業種が高く、値上がりは鉱業、海運、ゴム、銀行など。値下がり上位に輸送用機器、建設、その他金融など。
 
個別では、東エレク、TDK、太陽誘電、安川電が高く、ソフトバンクG、信越化、ブリヂストンは堅調となっている。半面、トヨタ、ファナック、ファーストリテが売られている。