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マザーズ市場展望
マザーズ市場展望
 
マザーズ指数が一段安となって直近安値を更新した2日は、市場の売買代金も増加。ここまで東証1部市場などとの比較で力強い値動きを続けてきただけに、タイミングは別としても調整はあってしかるべき。2日までの6日続落で一定の売り需要を消化した可能性が高く、週末3日は下値買いが入り始めている。
新興市場の今後を展望する上で心強い事象だ。
マザーズ指数は6月30日に25日移動平均線を割り込み、足元で調整色を強めている。
指数高をけん引してきたバイオ株などへの物色が一巡しており、資金が引いている。
6月15日の直近安値も割り込んだことで下方トレンド入りが懸念される情勢にある。ただ、東京株式市場全般は堅調な動きを続けている。
新興市場は調整トレンドの入り口か、それとも押し目買い参戦の好機か、しっかりと見定める必要があるだろう。