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日経ジャスダック平均は3日続落、主力株下落で新興市場でも売り
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は3日続落、主力株下落で新興市場でも売り
 
日経ジャスダック平均株価は3日続落した。終値は前週末比50円21銭安の3695円06銭だった。
外国為替市場でのトルコリラの急落を契機に投資家が運用リスクを回避する姿勢を強め、日本の新興株にも売りが膨らんだ。
午後にトルコ中央銀行の声明発表を受けてリラが買い戻されると、日経平均株価などと歩調を合わせてやや下げ渋る場面もあった。

ジャスダック市場の売買代金は概算で654億円、売買高は1億376万株だった。
値上がり銘柄数は112、値下がり銘柄数は550となった。
 
個別では、4-6月期経常が赤字転落となったソフィアホールディングスがストップ安、テラ、ヒーハイスト精工もストップ安となった。アンドール、Mipox、小田原機器は一時ストップ安と急落した。
安江工務店、アクシーズ、常磐開発、燦キャピタルマネージメントなど132銘柄は年初来安値を更新した。
ユニバーサル、夢テクノロジー、ナガオカ、テックファームホールディングス、ズーム、アバールデータは売られた。 

一方、血糖値測定器向けセンサ需要倍増で第1四半期営業利益が45%増となったSEMITECがストップ高、シンクレイヤ、ホロン、エムティジェネックスもストップ高。パピレスは一時ストップ高と値を飛ばした。
テリロジー、共同ピーアール、エフティグループ、GMOペパボ、Eストアーなど16銘柄は年初来高値を更新した。
メイコー、ハーバー研究所、ヒューマンホールディングス、アイフリークモバイル、東洋合成工業は買われた。