兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

OCN版はコチラ

堅調展開か
【オープニングコメント】
堅調展開か


17日の東京株式市場は、堅調な展開か。
日経平均株価の予想レンジは、2万8700円−2万9100円を想定。
NYダウ平均は239ドル高の34152ドルで終了し、終値で5月4日以来、3カ月半ぶりに34000ドルを上回った。一方、ナスダック総合は0.19%安と3日ぶりに反落した。

きのう16日の日経平均株価は、3日ぶりに小幅反落となったものの、総じて底堅く推移したことから、買い優勢スタートとなりそう。決算発表が終了し、手がかり材料には乏しいが、地合いの継続が見込まれる。
これまで強かったグロース株にいったん利益確定売りの動きが出るとみる。ただ、売り一巡後は全体的な売りづらさが意識され、きのうと同様にしっかりとした動きになると予想する。

為替相場は、ドル・円が1ドル=134円台の前半(16日は133円65−67銭)、ユーロ・円が1ユーロ=136円台の半ば(同135円78−82銭)と円安方向に振れており、輸出関連銘柄には追い風になるとみられる。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、16日の大阪取引所清算値比100円高の2万8950円だった。


【好材料銘柄】

■シュッピン <3179> 
発行済み株式数の1.27%にあたる30万株の自社株を消却する。消却予定日は8月24日。

■FHTホールディングス <3777> 
新たに資源エネルギー事業を立ち上げ、シドニーに現地子会社を設立。

■イオンファンタジー <4343> 
7月既存店売上高は前年同月比15.8%増と増収基調が続いた。


【主な経済指標・スケジュール】

17(水)
【国内】
6月機械受注(8:50)
7月貿易収支(8:50)
7月訪日外国人客数

【海外】
米7月小売売上高(21:30)
FOMC議事録(7/26〜7/27開催分)
米20年国債入札
《米決算発表》
ターゲット、ロウズ


※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。