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「OECD景気先行指数は2年ぶりの改善」
「OECD景気先行指数は2年ぶりの改善」

「OECD景気先行指数は2年ぶりの改善」
 
 
週明けのNY株式市場で主要3指数は4日ぶりに反落。
対中制裁関税「第4弾」の全面発動期日は15日。
市場では「見送り観測」が支配的だがスケジュールが近づいたことでの買い手控えモード。
もっとも先週の大幅高の反動での反落とみる向きもある。
11日のFOMCの結果発表を見極めたいという指摘もある。
「見極めて」は常套句で「見極めて」からどうするのかは不明だ。
ホーム・デポやIBMなどが上昇。
アップルやボーイング、ゴールドマン・サックスなどが下落。
OECDの10月の景気先行指数は前月比0.015ポイント上昇の99.290。
2017年10月以来2年ぶりに前月から改善した。
世界経済を半年ほど先取りするといわれる指数の改善。
「景気の停滞観測から脱する兆し」という声も聞こえる。
長期債利回りは4日ぶりに低下した。
10年国債利回りは1.82%。
2年国債利回りは1.62%。
総選挙を12日に控えた英国での世論調査で保守党の労働党に対する支持率のリードは9ポイントから14ポイントに拡大。
ポンド/ドルは一時1.3180ドルと7カ月ぶりの高値水準。
ドル円は108円台後半。
恐怖と欲望指数は70→68に低下。
 
金曜の日経平均の寄り付き190円高、終値76円高。
寄りは2日の終値23544円を上回ったが終値は息切れ。
日足は2日ぶりに陰線。
ジャスダック平均は12連騰。
マザーズ指数は反落。
雇用統計を受けて週末のNYダウは337ドル高。
7→9月GDP改定値は上方修正。
買い優勢でプラスにはなったもの寄り天で後場は膠着。
米中協議の行方と15日の追加関税発動懸念。
そこにFOMCと英総選挙が加わり週末はメジャーSQ。
しかも北朝鮮の地政学リスクまでアレコレと。
動きにくい局面ではある。
しかしTOPIXは上放れて2日の終値、11月26日のザラバ高値ともに更新し年初来高値。
昨年10月中旬以来の水準を回復した。
証1部の売買代金は1兆8170円。
値上がり1423銘柄、値下がり624銘柄。
新高値197銘柄と3日連続の3ケタ。
新安値3銘柄。
騰落レシオは111.92。
NTレシオは13.61倍。
サイコロは8勝4敗で66.7%。
25日線(23313円)からは0.50%、200日(21691円)からは8.62%のプラスかい離。
5日線は右肩下がりで23320円。
2日連続で上回った。
白くねじれた勝手雲の上限23299円も上回った。
松井証券信用評価損益率速報で売り方▲13.874% 。
買い方▲5.957%。
マザーズ銘柄ネットストック信用評価損益率で売り方▲6.123%。
買い方▲10.933%。
売り比率は39.6%で2日連続の40%割れ。
空売り規制なし銘柄の比率は6.7%。
日経HVは10.0、日経VIは15.70。
日経平均採用銘柄のPERは14.20倍。
EPSは1650円。
PBRは1.16倍。
BPSは20198円。
シカゴ225終値は大証日中比70円安の23370円。
高値23560円、安値23350円。
気学では「安値にあると急伸することあり。押し目買い良し」。
水曜は「人気に逆行して動く日」。
木曜は「後場へかけてよく動く日。前止めの足取りにつけ」。
金曜は「転機を司る重要。波動につくべし」。
週末のメジャーSQまでには何が何でも11月の幻のSQ値23637円が欲しいというのが切実な願い。
上は11月26日の高値23608円、下は11月21日の安値22726円がポイント。
TOPIXの新値を頼りに頑張って欲しいもの。
10年国債利回りは一時マイナス0.05%まで上昇。
終値はマイナス0.015%だったが、約9ヵ月ぶりの水準。
金利のプラス転換をきっかけにした上昇にも期待だ。
 
NYダウは105ドル安の27909ドルと4日ぶりに反落。
NASDAQは34ポイント安の8621イント。
S&P500は9ポイント安の3135ポイント。
ダウ輸送株指数は32ポイント安の10676ポイント。
SOX指数は0.53%下落。
VIX指数は15.86と上昇。
3市場の売買高は62億株(過去20日平均は66億株)。
225先物CME円建ては大証日中比70円安の23370円。
ドル建ては大証比日中比65円安の23375円。
大証夜間取引終値は日中比20円安の23420円。
ドル円は108.61円。
10年国債利回りは1.82%。
2年国債利回りは1.62%。
 
ウォール・ストリート・ジャーナル(電子版)の記事。
ソフトバンクグループ傘下の投資ファンド「ビジョン・ファンド」。
米国でペット関連サービスを手掛ける「ワグ」の株式を同社に売却することで合意した。
ビジョン・ファンドは同社に18年1月に3億ドル(約330億円)を出資していた。
ワグは犬の散歩代行などを展開するスタートアップ企業。
事業低迷により、今年に入ってから人員削減を進めていた。
ギャレット・スモールウッド(CEO)のコメント。
社員に「ソフトバンクと友好的に決別した」。
それはそれで構わないが、「犬の散歩代行」がITの先端的分野なのかどうかは微妙だ。
 
 
◇━━━ カタリスト━━━◇
 
ハピネット(7552)・・・動兆
 
ハピネットに注目する。
同社はバンダイナムコグループの玩具卸大手。
ゲームやDVDソフトが中核だが映像制作も手掛ける。
新型投入の任天堂スイッチ関連が拡大。
カプセルトイに期待感。
 
 

(兜町カタリスト櫻井)