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日経ジャスダック平均は続落、利益確定の売り
【市況】ジャスダック市場(大引け)=日経ジャスダック平均は続落、利益確定の売り
 

日経ジャスダック平均株価は続落した。終値は前日比5円28銭安い3432円81銭だった。日経ジャスダック平均が6月2日までに13連騰、前日の高値(3462.18円)を突破できなかったことから上値の重さが意識されたほか、連日の上昇に対する利食い売りが次第に増えていった。ただ、個人投資家による個別材料株や低位株への物色意欲は衰えず、下げも限定的にとどまった。ワークマン、中京医薬がさえない。一方、テラ、プロルートはしっかりだった。
 
市場関係者は「個人投資家は後場にかけて撤収姿勢を強めた。ただ、信用買いの評価損率はそれほど大きくはなく、来週には強い地合いに戻る可能性がある」と話していた。
ジャスダック市場の売買代金は概算で835億円、売買高は1億8896万株だった。
値上がり銘柄数は223、値下がり銘柄数は394となった。
 
個別では、ユーラシア旅行社、ルーデン・ホールディングス、ムラキ、ジーダット、五洋インテックスが売られた。
 
一方、ウチダエスコ、ズーム、タツミ、グローム・ホールディングスがストップ高。ZOAは一時ストップ高と値を飛ばした。日本マクドナルドホールディングス、歯愛メディカル、チエル、ゼネテック、ユニバーサル園芸社など9銘柄は年初来高値を更新。ワイエスフード、新都ホールディングス、ガーラ、ニューテック、プロルート丸光が買われた。