兜町カタリスト『櫻井英明』が日経平均株価や株主優待、投資信託、NISAなど幅広く紹介していきます。企業訪問を中心により密着した情報も配信中です。

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18日の東京株式市場は、もみ合いとなりそうだ。
【オープニングコメント】
18日の東京株式市場は、もみ合いとなりそうだ。
日経平均株価の予想レンジは、2万1200円−2万1400円を想定する。
現地17日に米国株式市場では、NYダウが連日で史上最高値を更新。ナスダック総合指数は小安いが、米国株が高値圏で推移していることから、堅調なスタートが見込まれる。
 
ただ、手がかりには乏しく、積極的に上値を追うような展開にはなりづらいものの、底堅い動きが続くと予想する。
また、きのう17日まで11連騰を演じているうえ、中国ではきょうから共産党第19回全国代表大会が開催され、これに合わせて北朝鮮が挑発行動に動くとの思惑もあり、高値波乱となることも警戒される。
 
為替相場は、ドル・円が1ドル=112円台の前半と小動き。
シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、17日の大阪取引所終値比20円高の2万1370円だった。
 
東証寄り付き前段階での主要外国証券経由の注文動向は、売り810万株、買い480万株で、差し引き330万株の売り越し。売り越しは3営業日連続。金額(も売り越し。
売りセクターに、電機、陸運、鉱業、精密、自動車、その他金融、情報通信など。買いセクターに、保険、電機、サービス、小売、REITなど。
 
【好材料銘柄】
■コムチュア <3844>
上期経常を13%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■情報企画 <3712>
前期経常を一転6%増益に上方修正、配当も5円増額。
 
■インタースペース <2122>
前期経常を29%上方修正・最高益予想を上乗せ。
 
■エプコ <2311>
株主優待制度を新設。毎年12月末時点で200株以上を保有する株主を対象に、食品や電化製品などと交換できる株主優待ポイント(1ポイント1円相当)を、保有株数に応じて6000〜5万5000ポイント付与する。
 
【主な経済指標・スケジュール】
18(水)
9月訪日外客数(16:00)
 
【海外】
中国共産党第19回全国代表大会(5年に一度)
米9月住宅着工件数(21:30)
米9月建設許可件数(21:30)
ベージュブック
《米決算発表》
イーベイ、M&Tバンク、ノーザン・トラスト、USバンコープ、ユナイテッド・コンチネンタル・ホールディングス、アメリカン・エキスプレス
休場:シンガポール、マレーシア

※株式スケジュールは予定の為、変更される場合があります。